2004.3.19(金)
垂れ咲く半開きの花「寒緋桜」
新城市須長・21号線沿い

寒緋桜 バラ科サクラ属

何度となく通る道でしたが、昨年の春、初めて気がつきました。通り過ぎ様に、「何か咲
いてる!」というわけで戻って見ると、濃い緋色のラッパ状の花を沢山ぶら下げた木が、何本
かありました。寒緋桜と知ったのは、戻って図鑑を調べてからでした。畑の横に5.6本植えら
れていて、その後は注意して通るのだけれど、やはり見事な花に誘われて、いつも誰か彼か
が車を止めて撮影していました。今年は、昨年より少し咲き送れている・・?12日に見ると、
やっと1部咲き位でしたが、このところの陽気で少し蕾も緩んだようです。まだかまだかと、遠回
りしては眺めて待ちました。ソメイヨシノの開花前線が動き出して、ようやく見頃になりました。

普通の桜より長いガクを持つのが特徴です。散るときは、ひとひらひとひらではなく、雌しべを残してまるごとストンと落ちます。


タンポポにオオイヌノフグリそしてハコベ。カンヒザクラの下では、野草の饗宴です。