2004.3.29(月)
水窪・カタクリの里
静岡県磐田郡水窪町西浦

コナラの木々が立ち並ぶ、カタクリが自生する斜面。まだ早すぎたようで花は数えるほどしかありません。

足助の飯盛山や豊橋・西川のカタクリ群が満開になったというので、快晴の月曜日、水窪にカ
タクリの花を見に出かけました。途中、佐久間町付近では、桜が2・3部咲き位になっていました。
水窪町に入ってからも更に先に進み、思った以上に山奥に入った所が、カタクリの里でした。
近くに桂山遺跡があり、茶畑が広がる静かな山里です。下から見て、何んにも咲いてないっ!と
ガッカリしましたが、数えるほどでしたが咲いていましたので、写真に収めました。やたらと立派
なカンスゲが目立っていましたね。まだ早いと言いつつも、何人かの人達がやってきては帰って
行きました。さてさて、鳥さんも遠くで鳴いているだけで何にもないので、私も帰るとしましょうか。

カタクリ(片栗) ユリ科カタクリ属


フキ蕗
キク科フキ属
カンスゲ寒菅
カヤツリグサ科スゲ属


<桂山遺跡>
桂山は海抜650m余りの中腹にあり、縄文時代中期から後期・晩期のものと思われる土器片
が出土しています。また、奈良時代の朱塗りのかけらや、平安時代の山茶碗なども出土し、遥か昔か
ら人々が住み続けている、山棲生活(自然採取、狩猟生活)の絶好の場所であったことが窺えます。