2003.3.31(月)
静かに揺らぐ枝垂桜
野依八幡社のイトザクラ

豊橋市野依町字八幡1

1804年に歌人に詠まれ、1837年の大暴風雨による枝葉の破損について伝わっ
ていることや、幹の太さ・樹高等を考慮して、樹齢は300年以上と推定されています。
樹高約7.5メートル、目通りの幹周囲約3メートル、枝張りは傘状で10メートル四方に
及ぶ美しい枝垂桜です。市関係者でしょうか、スーツ姿の男性が、高齢そうに見える
男性に、丁重に話を聞かれていました。その氏子総代の方か保存会の方かは分か
りませんが、高齢の人が話されるには、先週のお祭りではまだ満開ではなかったと
のこと。満開になって一週間で散ってしまうんですと話されていました。よくよく見て
みれば、蕾も少しはあるけれど、葉っぱもかなりありました。写真の中で、色が微妙
な個所は、葉っぱがある為です。明日あたりから、桜吹雪が見られるのでしょうか。