トキワマンサク(常盤満作) 北限の群生地
湖西市新所原
しんじょはら神座かんざ?
三ヶ日より301号線を浜名湖沿いに南下。“太田”(湖西中学)の信号を右折して334号線へ入る。
5分ほどで、左手に、見学者用駐車場案内の看板が見える。群生地は、そこより歩いて10分位。

マンサク科トキワマンサク属トキワマンサク。

トキワマンサクの群生地は、現在、熊本県の小岱山・三重県の伊勢神宮・湖西市神座
地区の3箇所に確認されています。神座地区は、トキワマンサクの北限で、約80株が群生しています。
通常、4月中旬に、小枝に短い柄を出し、薄い黄緑がかった白色(クリーム色)の花を咲かせます。
花は、がく4枚に花弁4枚で、枝先に花が3〜6個ほど群がり咲く様は、まるで霞がかかったようだといわれます。
静岡県の天然記念物で、常緑低木。常緑であるところから“常盤”と名がつけられました。

2002.3.26(火)
まだやっとチラホラ咲いている程度です。

   

2002.4.4(木)
まだ蕾もあって7・8分咲きですが、見た目はもう満開。
遠くからでも黄色く光るトキワマンサク群が見えて感激しきりです。
こんなに待たれた花もありません。
  


マンサク科の植物が一株ずつ植えられていて、比較できるようになっていました。
マンサク  マンサク科マンサク属
アカバナトキワマンサク  マンサク科トキワマンサク属
ニオイマンサク  マンサク科   ?
トサミズキ  マンサク科トサミズキ属

マンサク アカバナトキワマンサク ニオイマンサク トサミズキ
はっきり言って、マンサクとニオイマンサクは区別が全くつきません。香りも同じにしか思えません。
明示してあるのでそうなのかと考えるだけです。