2012.6.15(金)

ささゆりの里と展望所

豊橋市伊古部町南椎ノ木谷
見頃も終盤を迎えています。斜面の草むらからすっくと立ち上がる姿が可憐で健気でもありますが、凛とした強さも感じられます。





 斜面のこの辺りが一番賑やかでした。日当たり等、場所的に恵まれているのでしょうか。ぽつんと咲く姿も風情がありますが。





 今回、伊古部に足を運んだ目的は、ササユリとこの石碑です。この場所は、ささゆりの咲く山の一番の高所にあり、この左手
は展望所となっています。林の向こう側は斜面で、足元には表浜海岸が広がります。安政元年(1854年)11月4日から5日にかけ
て、マグニチュード8.4の安政東海地震と安政東南海地震が続けて起き、海岸線は崩落し小島となったと言われます。大地震と
それに伴った大津波(細谷村では29mの高台まで海水が上がった)により、船や網は流され家屋の倒壊・流失は甚大であったと
記されます。石碑には、既白大士(太陽神)・八大龍王(雨水を司る神)・根礒大明神(海岸守護神)の3神名が書かれ、子々孫々
に渡る安全祈願の思いが込められています。小島は地曳網漁業の邪魔になるという嘆願で、明治政府により爆破されたそうです。





展望所からの遠州灘・表浜海岸の眺め。ザッブーンと白波を立てて寄せ来る波が涼しげです。右下に、高波を待つサーファーが4名。





 展望所を下から見上げました。標高50m位。たまたま眺めている人たちがいて、位置がよく分かります。2枚目に組み入れました。





 テリハノイバラ照葉野茨
バラ科バラ属
 ノブドウ野葡萄
ブドウ科ブドウ属

ハマナデシコ浜撫子
ナデシコ科ナデシコ属
ヤブヘビイチゴ藪蛇莓
バラ科ヘビイチゴ属
ヤブジラミ藪虱
セリ科ヤブジラミ属



ショウジョウトンボ マメコガネ チビドロバチ





 ブロック沿いに茨の写真を撮りながら進んで小滝を発見。生い茂る草をかき分けて進むと、ぽっかり広がった空間がありました。