2012.2.4(土)

上川で白鳥を

長野県茅野市ちの
諏訪湖の御神渡りを見てから、茅野市の上川白鳥飛来地に向いました。移動中、川沿いの六斗橋付近で、湖に向かって飛ん
で行く白鳥2羽を見かけました。飛来地へは、諏訪ICからならば、そのまま上川にぶつかるまでまっすぐ進んで、橋の手前の堤防
道路(一方通行です)を右折し、少し進んだ諏訪湖河口から4kmちょっとの辺りで、左下に見えます。上流に架かる橋は江川橋。








六斗橋の辺りは完全に凍結していましたが、ここまで来るとすっかり川面が見えています。20羽ほどのコハクチョウがいました。白鳥
飛来地として固定するために、定期的に餌やりが行われていて、当然カモ類も集まって来ます。カモに囲まれて白鳥がいる状態です。







コハクチョウたちは、流れに向かって必死に足こぎをしています。ちょっと横でも向こうものなら、あっという間に流されて行きます。
川の中央付近は特に流れが急なので、水面下では大変なことになっています。少し先に中州があって、休んでいる白鳥がいました。





コハクチョウの成鳥と若鳥。繁殖地で育った若鳥とともに越冬地にやって来て、常にいくつかの家族と一緒に行動します。








黄色い嘴はマガモ。その手前で尾っぽがすっと伸びたオナガガモ。頭がボサッとした白黒がキンクロハジロ。右端にヒドリガモ。







まっすぐ泳ぐコハクチョウとマガモ。手前のホシハジロと後ろのにカルガモがひと休みしながら?横向きに流されて行きます。









ちょっと人間に気をとられたせいか、少し流され気味のコハクチョウ。その後ろは、薄ピンクのおでこと嘴を持ったオオバン。







<ところで・・・>
最初、堤防道路から空き地へ降りようとして、困惑した。駐車場一帯を オナガガモが悠然と歩き回っている。道脇にもしゃが
み込んでいるのが見える。一台車がゆっくり出て行った後に、恐る恐るゆっくりゆっくり車を動かしながら何とか収めた。一体全体
何でこんなに警戒心が無いんだ?人間は怖いんだよ。だいたい足元にいるオナガガモなんて初めて見た。おかしくないかい?
普通、干潟や河川で見かけるカモ群は警戒心がとても強く、堤防道路などを歩いただけで、さらに遠く離れて行ってしまうのに。