2011.1.13(木)

汐川河口付近で

田原市吉胡町(よしごちょう)
汐川(吉胡町中新地付近)から、汐川干潟(田原湾)を望みます。遠くに見えるのは、三河港大橋。28号線の田原新橋付近にある
空き地に車を置いて、これより、左側に見える堤防道路を 河口まで歩きます。寒風に吹きっさらしの状態で、約1、6kmはキツイですが、
様々な光景に出会ったりするので、何のその。ただ、帰りは堤防を降りて、川脇を流れる用水路沿いに、田畑を眺めながら戻りますが。

歩きながら、ひょいと堤防内側を覗いて見ると、コガモ達が斜面で羽休みしています。お互いの距離は、結構あると思うけれ
ど、こちらに気がついた彼らは、あっという間に飛び立って、川中へ避難。通り過ぎてから、振り返って見ると、再び戻っていました。

用水路沿いに、スズメが鈴なりの木々がありました。軽く3百羽は超えるくらいびっしりと。ピチュピチュピチュピチュという音の塊と
なって、遠くからでもよく聞こえます。近くを通りかかると、一斉に飛び立って、しかし直ぐに舞い戻り、その羽ばたく音もまた凄まじい。

目の前に広がる汐川干潟。今日は、カモ群は疎らです。三河港大橋の背後に、弓張山脈(静岡県側からは湖西連峰と呼ばれる)
が青く連なります。左に広尾山、橋の黄緑部分の中ほどの小さい三角形が石巻山、その右横に坊ヶ峰、画面右端付近に神石山が。

 汐川の河口に到着。正面、林がある場所は、緑が浜公園。豊橋造船の赤いガントリークレーンがあって、その後ろに聳えるの
が、本宮山。画面下では、カワセミが獲物を狙って、水面をじっと見つめていました。狭い堤防道路の反対側きりきりを 出来る限り静
かに歩いて、この辺りと見当をつけてから、そっと覗くこと2回。少しくらいのボケは仕方ないんです、と言い訳して・・。邪魔してゴメン。

 河口から吉胡樋門(よしごひもん)へ曲がって、堤防道路は一区切り。その水路にタゲリがいました。汐川沿いでも見かけま
したが、あまりに遠すぎて諦めていただけに、これは嬉かった。ユリカモメが盛んにジャンピングダイブして魚捕りしていました。

アオサギ イソシギ

トビ ツグミ ケリ

ムクドリ ハクセキレイ ユリカモメ

ヒドリガモ キンクロハジロ ハシビロガモ





ナズナ薺
アブラナ科ナズナ属
タネツケバナ種漬花
アブラナ科タネツケバナ属
ホトケノザ仏の座
シソ科オドリコソウ属

ノボロギク野襤褸菊
キク科キオン属
シロノセンダングサ白の栴檀草
キク科センダングサ属
ノゲシ野芥子
キク科ノゲシ属






 菜の花畑と蔵王山。最初の目的は、蔵王山からの眺めでしたが、頂上からは、遠くの山々が霞んでよく見えなかった為に
中止。山を降りて、汐川散策に予定変更しました。左端に見えるのは、衣笠山です。 油菜(別名 菜の花) アブラナ科アブラナ属