2005.6.6(月)
アサザ咲く池 <びお五本松>
岡崎市美合町五本松・岡崎市環境調査センター
(48号線竜南メーンロードから入る)

瓢箪池には、今を盛りと、睡蓮とアサザが花を咲かせています。
アサザ ミツガシワ科アサザ属 池や沼などの浅い場所に広がる。多年草。別名に「花蓴菜」ハナジュンサイ。仲間にガガブタ

「びお五本松」は、環境調査センター敷地内の建物横西側に位置する、約600uのビオトープです。そのビオトープ内の池で、
アサザの花が見頃を迎えたということで、見に行ってきました。ひらひらのフリンジをつけた黄色の5弁花で、初夏を代表する花です。朝
早くから開き始め、正午過ぎには閉じてしまう一日花で、照りのある睡蓮に似た葉の間から、少し突き出るように咲いています。咲く様子
は、昨年刈谷市で見た同じ仲間の白いガガブタと同じですが、ガガブタの花のサイズはアサザより小さく、逆に葉は一回り大きくなりま
す。葉の隙間からカエルが頭を覗かせています。すばしこくメダカが動き回り、ザリガニが端で休んでいるのを見つけました。乙川から移
動中?のアオサギが、頭上高く飛んで行きます。「びお五本松」は、平日の午前中(6・7月は第2・4土曜日の午前中も)見学できます。

花びらは基部で繋がった合弁花です。 平安時代は阿佐佐アササという古名で呼ばれていたとか。

アサザには、雌しべの花柱の長さが異なる3タイプがあるらしい。雌しべが短く雄しべが長い短花柱花・雌しべが長く雄しべが短い長花柱花・同じ
長さの等花柱花。この異形間で交配すると結実するそうです。手持ちの画像を見る限りでは、「びお5本松」のアサザは、短花柱花のように見えます。
「浅砂」「浅々菜」とも。雌しべ1本雄しべ5本。 この花は、雌しべが短く雄しべが長い「短花柱花」です。




カキツバタ杜若
アヤメ科アヤメ属
スイレン睡蓮(ヒツジグサ未草)
スイレン科スイレン属
ハルジオン春紫苑
キク科ムカシヨモギ属



ガマ蒲
ガマ科ガマ属
イグサ藺草? イグサ科イグサ属 と
オオフサモ大房藻 アリノトウグサ科フサモ属



ザリガニ ヌマガエル カワバタモロコ

メダカ シオカラトンボ モンシロチョウ

カメムシ類 クモ類A クモ類B

カメノコテントウ アシナガバエ ホソヒラタアブ

セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシを食べるナナホシテントウ