2004.8.12(木)
高田城外堀と関川で
新潟県上越市南城町・北城町

南城町側の外堀の様子。緑連なる桜並木の向こうに市営球場の照明が見える。
本城町・図書館側より南城町方面を。遠く南葉山を見る。
雲のかかり具合が面白い。北城町から西城町方面を見て。

お堀のハスの花を見たのは二年ぶりでしたが、デカイ!と思わず口に出してしまう位の大きさでした。見頃は
過ぎていましたが、去年の黒い実に交じって、青々しい若い実が出来かかっていました。微妙な首の曲がり具合が、小
さなエイリアンみたいで、これが面白いといつも思うのです。今年は、一昨年行けなかった外堀南側の、南城町方面から
ぐるりと回って、北側の北城町方面へ出かけました。飛び交うチョウトンボや、桜の枝にとまってガーガー鳴くカラスの子
供、ついでに蝉をハンティングするカラスなどを見ちゃいました。その後、地元では荒川と呼ばれる、関川の稲田小学校
方面にまわって、少し歩いてみました。トビにキジバト・ツバメ、そして遠くに白サギの姿が。水際に近づいた時、葦原か
ら飛び出す薄茶色の鳥に出くわしました。余りに近すぎたのと一瞬ということで、撮ることが出来ませんでしたが、白っぽ
い眉毛とお腹を確認しました。目前ということでその時は大きく感じたのですが、色合いから多分コヨシキリではないかと
今は思っています。帰りがけに見た二羽のスズメ。一羽がチョンチョン跳んで振り返ると、もう一羽が口を開けながら付いて
行く。親子なんだと思って見ていましたが、何とも微笑ましい光景でした。暑い暑い河原で、一時暑さを忘れていました。

ハスの実が出来るまで。右下は去年の実。この本物の実を抜いて、色とりどりの古布で作った実を詰めたものが、
和菓子屋さんのカウンターにさりげなく置いてあった(一昨年発見)のが印象的でした。ちなみにこの茶色い物体!は落ち
て泥に埋まっているのを時々見かけます。拾って洗浄・乾燥させてしばらく持っていましたが、結局処分してしまいました。

通り過ぎるカルガモとじっと佇むコサギ。このずっと右手にカイツブリらしき姿が写っていました。関川にて。
中央橋付近で補食する白サギ。チュウサギか。関川にて
セミ捕りカラスにあたりを見渡すトビ、虫取りに飛び回るツバメとスズメの親子。見ていて飽きません。


ヒメアカタテハ ベニシジミ雄

チョウトンボ オンブバッタ未熟体


イヌタデ犬蓼
タデ科タデ属
ヘクソカズラ屁糞葛
アカネ科ヘクソカズラ属
オトギリソウ弟切草
オトギリソウ科オトギリソウ属

クサネム草合歓
マメ科クサネム属
ヒルガオ昼顔
ヒルガオ科ヒルガオ属
クズ葛
マメ科クズ属

ヘラオオバコ群がありました。アテネ・オリンピックのオリーブの冠のよう。