2002.6.11(火)
キンポウゲ群生地
長野県下伊那郡根羽村茶臼山高原

台風4号の影響で幾分雨混じりの天候の中を出発。茶臼山高原に着いた時は
雨と霧で真っ白に霞んでいました。牧場の横を通り、“カエル館”の標識を見て
左折。車一台が通れるような山道を対向車が来たらどうしようかと心配しながら
進むと、急にぱっと開けた舗装道路に出ました。そして目に飛び込んできたのが
黄色の群れ。茶臼山・北斜面の、キンポウゲ群生地です。疎らに咲くところや密
に咲いているところなどありましたが、もう終わっている花もけっこうあって、一面
の群落完成でしょうか。こんな天候に来る物好きがいるか、と思いながらも車を走
らせて来た甲斐があろうというものです。カッパとジーンズとシューズをぐっしょり濡
らしながらも、すごいすごいの連発です。ほんとうに、黄色って素晴らしい色です。
春夏秋冬
はるなつあきふゆ叢書の「花見頃」によれば、 茶臼山の花群は、ハイキンポウゲ
(這金鳳花)が、正確な名前だそうです。例年より、3週間程早い見頃のようです。
キンポウゲ科キンポウゲ属ハイキンポウゲ。多年草です。
  
雨に打たれても踏まれても、なお色鮮やかに咲き誇っています。その群生地に道
路工事中のシャベルカーが少し入った時には、何をするのかと心底驚きました。