2002.10.3(木)、11(金)
茶臼山高原 矢筈池のアケボノソウ(曙草)

北設楽郡豊根村大字板宇場 矢筈池周辺
「レストラン茶臼山」のパーキングより池に下りる。


萩太郎山(萩が咲く山として有名です)のスキーリフト乗り場近くに、ヤ
ハズ池はあります。池の周辺は湿地帯になっていて、湿地性の植物が群生して
います。野アザミやアキノキリンソウ、ナギナタコウジュ、紅白のミゾソバ、
キンエノコロ、そしてカメバヒキオコシ等々たくさんの野草に囲まれて、アケ
ボノソウが咲いていました。緑っぽい白といいましょうか、何ともいえない模
様の持ち主で、いつものことながら、自然の造形には心から驚かされます。
茶臼山高原は標高1200m程の高さにあり、紅葉はすでに始まっていました。

 

  
アケボノソウ三様
   
ノハラアザミ?    コウシンヤマハッカ?   ナギナタコウジュ    サワギキョウ   
 

アケボノソウ(曙草)

リンドウ科センブリ属
花期 9〜10月
沖縄を除く日本全土に分布。

山野の湿り気のある場所に生え、セ
ンブリと同じ2年草です。茎は直立して
枝分かれし、60〜80cmほどになります。
名前は、花びらの白黄色に緑の斑点が
散る様を 明けゆく中にわずかに星の光
が残る、夜明けの空に例えたものです。