女郎花
オミナエシ科オミナエシ属 日本原産
沖縄を除く日本全土に分布

露けしやなおひょろひょろと女郎花  芭蕉

手に取れば袖さへにほふ をみなえし この白露に散らまく惜しも  万葉集第八巻2115 作者不明
手に取ると袖まで美しく染まりそうな女郎花が、この白露に散ってしまうのが惜しいことです。
→にほふ とは「美しい色に染まる」とか「あざやかに色づく」といような意味です。


日当たりの良い山地の草地に生える多年草。別名 粟花とも。
茎の先に優しい黄色の小花多数を ほぼ水平にたくさんつけます。
しかも花ばかりでなく、茎も葉も全体に黄色味を帯びるのが特徴。
また茎や根に特異な腐敗臭がありますが、繊細な印象の植物です。
オミナは女性を指す言葉で、やさしい花という意味。
干した根は、はれものの解毒にそして利尿に効用があります。

 
9.21豊田市松平郷にて撮影