朝貌(桔梗)
キキョウ科キキョウ属 多年草
沖縄を除く日本全土に分布

きりきりしゃんとしてさく桔梗かな  一茶

言に出でて 云はばゆゆしみ 朝皃の 穂には咲き出ぬ 恋もするかも  万葉集第十巻2275 作者不明
口に出して言って悪いことが起こるといけないので、朝貌(アサガオ→キキョウ)の花のように、目立たないように恋をするのです。

山野の日当たりの良い草地や、ススキの草原などにポツリポツリと
咲いていたものですが、最近は野性のものは滅多に見られません。
花が美しい為に昔からよく栽培されており、八重咲きや白花など園
芸種も多様です。キキョウは7〜8月に咲くどちらかというと夏の花
ですが、「朝貌
あさがお」 はキキョウというのが定説となっています。
草丈は1m程になり根は太い。この根は桔梗根と呼ばれて、淡を伴
う咳や扁桃腺などの咽の痛み、化膿性はれものに効用があります。


作手村436号線(清岳玖老勢線)沿いの道端で 10.9撮影

   
左は普通のキキョウ、真中は斑入りのキキョウ、右はピンク
 
八重種です。終わりかけなのが残念。5枚とも静岡県周智郡森町 香勝寺(2001.7.3)にて撮影。