2006.10.25(水)

花と実と虫と

豊川市御油町滝ヶ入(東三河ふるさと公園管理事務所)
ススキの穂の向こう青空の下に、御油の住宅地が広がります。
  気候がよくなったせいか、平日というのに、多くの人達が訪れているようです。特にグループで歩く姿が目立って、ふる
さと公園の認知度が広がってきたということでしょうか。賑やかにワイワイ歩く数人のグループから、リーダーに率いられた十
数人のグループまで様々です。これで今回は、鳥観察はなしと諦めました。それでも、実が豊富な木や植物には、メジロ
やシジュウカラが集まっている様子がうかがえて、鳥達もまた賑やかでした。セセリチョウだヒョウモンチョウだと追いかけて
いたら、目の前をアサギマダラが過ぎりました。久しぶりに見たアサギマダラは、小振りなチョウに見慣れた目には、とても大
きく立派に見えました。春の北上秋の南下を繰り返す、渡りをするチョウとして有名ですが、夏に標高1000m付近の高地を
さまようことも分かりました。8月に新潟県妙高市の笹ヶ峰キャンプ場(標高1300m)付近で、ヒヨドリバナにとまって吸蜜する
姿を撮影していますので、なるほどと納得した次第です。
虫を捕まえたセグロセキレイ 鳴き続けるシジュウカラ

メジロ マガモ雌 アオサギ



アサギマダラ キチョウ モンシロチョウ

ツマグロヒョウモン イチモンジセセリ ハラビロカマキリ

ムギワラトンボ マユタテアカネ コノシメトンボ

セスジツユムシ ササキリ フキバッタ

 ホバリングして吸蜜しようとするホシホウジャク。スズメガの仲間。  ジョロウグモ 雄が雌に近づいてタッチ。でもすぐに逃げた。
ジョロウグモ 雌が人間に気をとられている隙に素早く近づいた雄。危険を察知したのか、また巣の上端に避難。交尾するのも命がけ。



ホテイアオイ布袋葵
ミズアオイ科ホテイアオイ属
ホトトギス杜鵑草
ユリ科ホトトギス属
コマツヨイグサ小待宵草
アカバナ科マツヨイグサ属

コスモス秋桜
キク科コズモズ属
 アキノノゲシ秋の野芥子
キク科アキノノゲシ属
 ホソバアキノノゲシ細葉秋の野芥子
キク科アキノノゲシ属

ノコンギク野紺菊
キク科シオン属
ヤクシソウ薬師草
キク科オニタビラコ属
シロノセンダングサ白栴檀草
キク科センダングサ属

ミゾソバ溝蕎麦
タデ科タデ属
ヒヨドリバナ鵯花
キク科フジバカマ属
コメナモミ
キク科メナモミ属

ヌマダイコン沼大根
キク科ヌマダイコン属
ベニバナボロギク紅花襤褸菊
キク科ベニバナボロギク属
ダンドボロギク段戸襤褸菊
キク科タケダグサ属

モリアザミ森薊
キク科アザミ属
スズカアザミ鈴鹿薊
キク科アザミ属
コウヤボウキ高野箒
キク科コウヤボウキ属

実アケビ通草
アケビ科アケビ属
実ゴンズイ権萃
ミツバウツギ科ゴンズイ属
実クサギ臭木
クマツヅラ科クサギ属

 テイカカズラ(定家葛)実 キョウチクトウ科テイカカズラ属