2003.1.1(水)

未明の南東の空です。
月と“明けの明星”金星が輝いています。
いつもと変わらない夜明け前の風景ですが、
明けてお正月ということであれば、また、
身の引き締まる思いがするのも、不思議ですね。

 
2003年の夜明けです。
明けましておめでとうございます。


春の七草籠です。
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。
七草起源は、古く中国より伝来しました。
平安時代には、貴族たちの間に無病息災を願う行事として、
正月最初の子の日に、野に出て若菜を摘んで遊ぶ
慣いからといわれています。
当日は、将軍をはじめ七草を羹
(あつものー野菜等を入れた熱い汁)にして食し
諸侯は登城して祝儀を言上する慣わしだったそうです。

 
年末のぽかぽか陽気に、水仙の蕾が開き始めました。
真冬の庭に強い芳香を放って、
キリッと引き締まった花をうつむき加減に咲かせ、
茶色と緑の世界を サザンカとともに彩ってくれます。