2006.12.21(木)

イカルだウソだウグイスだ

霧に覆われた朝。少しづつ周りが見えてきて、まるで雲海に浮かぶように田原の蔵王山(左奥)が浮かび上がりました。 12/13
  今まで気が付かなかったのか、いろいろな鳥が冬のソメイヨシノやコブシの木にやって来ます。フィーフィーヒーヒーと鳴き交わしながら、ウソの雌雄が枝に止まります。めちゃめちゃ小枝が邪魔だあと思いながら写真を撮っていて、ふと気が付いた上の枝、イカルがこちらを見ていました。嘘のような本当の話で、あまりにも出来すぎではないかと、半年分の運を使い果たしたような気分です。また、何かいないかとベランダからカメラを構えていたら、庭の草叢を何か動く気配が。じっと目を凝らしていると、植木鉢の影からススッと出てきたのは、何とウグイスだあ? ツタの蔓葉を潜り、鉢と鉢の隙間を抜けながら、青虫を食べたのが分かる。本当にウグイスか?結構大きい。ウソ位か。ウグイスの雄か。一言も声を発せず、すべるように抜ける。幸運なことに血気盛んなやんちゃ猫は家の中、横にいる。庭に出るドアも閉まっている。ヤマガラやメジロのように警戒しながら歩くわけでもなく、まことに大らかにひたすら虫を探して草ぼうぼうのを庭を歩き回る。ウグイス以外の時間がすべて止まっているような不思議な感じです。これで一年分の運を使い果たしたかなあ♪
コブシの枝に止まるイカル(中央黄色い嘴)とアカウソ(下のオレンジっぽい鳥)。 12/11

枝越しにカケスを。う〜ん人相悪っ! 12/4 おっとりタイプのイカル 12/11

軽い口笛のような鳴き声のアカウソ雄 12/5 梅の蕾をほおばってアカウソ雌 12/5

 グレコマの蔓葉の間を歩くウグイス 12/16 目が合っちゃったエナガ 12/7

シジュウカラ 12/9 ヤマガラ 12/9 メジロ 12/20

キジバト 12/13 ヒヨドリ 12/9 コゲラ 12/9



メアリー・マクダリン ブライス・スプリッド 水仙

ヒメツルソバ 12/13 綿毛クレマチス 12/11 実イヌホオズキ 12/17



弱ってきたジョロウグモ。糸に触れたときの反応も鈍くなった。 12/20