2007.3.28(水)

あてび平・小鳥の森で

長野県下伊那郡売木村軒川2653-1 茶臼山自然園
倒木やら流木やらが横たわる中、添え木?のようなものに囲まれて、座禅草は何と終わりかかっていました。

これが座禅草かあ。終わりかかっていて残念、というよりは、間に合って良かったと思うべきかな。 座禅草 サトイモ科ザゼンソウ属
  せせらぎが流れ、冬の厳しさを目の当たりにしたような朽ち果てた倒木などに囲まれた湿地帯の中に、目的の座禅草が咲いていました。あっちこっち思い思いの方向を向いて咲いていて、何とか正面から撮れる株はないかと周りをウロウロするばかり。よく見ると、座禅草のすぐ根元付近まで足跡がいっぱいあります。泥状で、一部やわらかい苔に覆われるようなところを中まで踏み入られたようです。小鳥茶屋や管理棟はまだ閉鎖されたままです。
  水蘚地帯を抜け針葉樹林帯を歩き、一度戻って今度はせせらぎ沿いに下ったまでは良かったけれど、出たところはアスファルト道路(46号線 阿南根羽線)。帰りはてくてく左下にせせらぎがある筈の森を見やりながら、長い長いダラダラ続く登りを(と思ったけれど実際は800m位だった)ひたすら歩きました。左は茶臼山高原という道路標示と小鳥茶屋500mという案内を見た時は、本当に嬉しかった。足が棒のようになって小鳥茶屋の駐車場に戻ったけれど、実は肝心の座禅草をこの時まだ見ていなかったのです。何故といっても、簡単に言えば間違えたということになるかなあ。ここまで来て座禅草を見ずして帰るなんてというわけで、こけるんじゃないかと心配しつつも、再び小鳥の森を400mほど下って座禅草の湿地帯を見つけたというわけです。疲れましたワ。
せせらぎの径(こみち)。左手上を46号線が走っている筈。調子に乗ってどんどん下ってしまった。

ところどころ固まって群生?していたヒメカンアオイ。 姫寒葵 ウマノスズクサ科カンアオイ属

<風格ある面白い幹・根っこ>
藤の木?と思ったけれど違うみたい。 根元がくり抜かれたようになっていた。

苔むした太い根っこ。 土が流れたか。浮き上がった根っこ。


エナガ 4・5羽でわいわいやっていた。 シジュウカラ あっという間に飛び去ったのでこれ一枚のみ。

木々の間から何とか撮った輝く勇姿(左・兎岳2818m 右・聖岳3013m)。可能な枝影は少し消しました。

豊根村に戻って来ました。茶臼山牧場付近より撮りました。少し重複していますが、下の写真と2枚組みです。

来るときは青空を背景にくっきりと浮かび上がっていたのですが、帰りでいいやと通り過ぎてしまったのが悔やまれます。霞んでいます。