2008.4.2(水)

宝円寺の枝垂桜

豊川市上長山町田川33(旧一宮町)
道路反対側・西側より見ると、二本の枝垂桜の様子が一番良く分かりますが・・・。何というか、色んな物が映りこんできます。

枝垂桜南側から。手前の低い枝垂桜は、支柱と添木に支えられ低く横へ横へと広がって、奥行きを持って立っています。
  「いつも近くを通っていながら忘れてしまい、寄って見たらすでに葉桜だった」というのがここ数年来のパターンでしたが、今年ようやく宝円寺の枝垂桜に再会。満開を少し過ぎたくらいでしょうか。終わった花もありましたが、離れて見たら問題なし。訪れた人達は皆「やあ満開だ、見事だ」と口々に言いながら車から降りて来ましたから。ここずっと続く強風と薄曇には悩まされますが、やっぱり桜はいいなあ。推定樹齢は400年を越えています。手前の枝垂れは、過去台風で折れたこともあるようですが、脇から若い枝を伸ばして勢いを取り戻したそうです。1966年、愛知県指定天然記念物となりました。
支柱と添木に支えられた枝垂桜は、奥の方へと太い枝を張り出し、曲がりくねって花を咲かせています。花に隠れた、木の歴史がある。

木の下に潜って桜を仰ぎ見ました。外からとはまた違った雰囲気があります。こちらの方が好きかも♪

風に吹かれてゆさゆさ揺れまくります。なるべく若い花を選んで、風が一瞬止む時を辛抱強く待ちます。何だか少し疲れました。

揺れて揺れて枝先の花は撮るのを諦めました。仰ぎ見た少し上の花を狙いましたが、何だかボケた画像ばかり。もう癇癪を起こしそう?