2007.11.14(水)

晩秋の豊川放水路で

豊川市行明町 分流堰付近
豊川から分流してすぐに大きく曲がる放水路。河原に生い茂る葦群は、スズメやカワラヒワの格好の溜まり場所になっています。

 大体いつも同じ場所にいるケリ達。離れていた別の群れが加わったり、飛んで行ったりで、30羽くらいが群れている。
  干潮で川底が見え隠れするようになった放水路分流堰付近では、イカルチドリが餌獲りに余念がありません。少し離れた所でケリが群れていて、後で画像を調べて判明したことには、数羽のタゲリも交じっていました。豊川放水路管理所の裏手に回ると、豊川が放水路と分流して、回り込んで流れて行くのが見えます。河原では釣り人が糸を垂れ、近くをダイサギが歩き回っています。ゆっくり河川敷を回ってゆく河川巡視車が見えたと思ったら、堤防道路を白バイがダーッと走ります。轟音に驚いてカモがワワッと舞い上がりました。カメラを持って歩いて行くと、サギやカモ達は向こう岸へ向けて飛んだり泳いだり思い思いに離れて行きます。歩く先々で次から次と跳ねるトノサマバッタを見やりながら橋を4つ潜って、遠くに小坂井大橋が見えた辺りで引き返すことにしました。ホオジロが堤の斜面に降り立ち、カラスが鳴きスズメが一斉に飛び上がります。キチョウが休みなくコシロノセンダングサの中を移動し続けます。絶え間ない日常が流れて行く川岸です。
アオサギ ダイサギ

カワウ コサギ カルガモ

オナガガモ ヒドリガモ アメリカヒドリ

キンクロハジロ コガモ タゲリ

イカルチドリ ハクセキレイ セグロセキレイ

ヒバリ ホオジロ モズ

 堤防道路の縁に並んだスズメちゃん達。右側でボサボサなスズメは幼鳥らしい。

トノサマバッタ クルマバッタモドキ

アオクサカメムシ ナナホシテントウ スジアカハシリグモ




セイヨウタンポポ西洋蒲公英
キク科タンポポ属
ホソバアキノノゲシ細葉秋の野芥子
キク科アキノノゲシ属
コマツヨイグサ小待宵草
アカバナ科マツヨイグサ属

コシロノセンダングサ小白の栴檀草
キク科 センダングサ属
ヒメジョオン姫女苑
キク科ムカシヨモギ属
ヒメマツバボタン姫松葉牡丹
スベリビユ科マツバボタン属

アレチハナガサ荒地花笠
クマツヅラ科クマツヅラ属
カナムグラ(雄花)鉄葎
クワ科カラハナソウ属
実オオオナモミ大耳
キク科オナモミ属

実オオニシキソウ大錦草
トウダイグサ科トウダイグサ属
実シロザ?白藜
アカザ科アカザ属
メリケンガヤツリ米利堅蚊帳吊
カヤツリグサ科カヤツリグサ属




ゆったり蛇行する秋色濃い豊川分流付近で釣り人が糸を垂らす。時折りジャンプするボラを狙ってる?