2008.2.26(火)

寒暖を繰り返して

中旬になって、降っては消えを繰り返す寒い日々が続きました。曇天の下、そこだけ青く抜けたような蔵王山が望めました。 2/17

 今年はアカウソの到来もなく、梅の蕾は順調に膨みましたが、そのようやく咲き出した梅の花にも、容赦なく雪が降ります。 2/17
  今年は雪が降らないまま春になると思っていたら、そんなことは無い、一転して雪景色に見舞われました。それも太陽が昇れば、みな溶けて無くなってしまうのですが。ただ、雪解の庭で転げまわったニャンコが、廊下に枯れ草と足跡を落として歩き回るのには参りました。
  昨年の2月、高知のガーデンショップから購入した節分草とセリバオウレンが、今年も再び芽を出して花を咲かせてくれました。ずっと葉や茎が地表に残っているセリバオウレン(根が頑強!)はともかく、完全に姿を消してしまう節分草は、絶えてしまったかもしれないという思いにかられていただけに、先月末に頭を折り曲げた状態で姿を現したのを見た時は、本当に感無量でした。毎日毎日花よ咲けよと覗き込んでいたのに、開きかけた花がすっぽり埋まってしまうほど何度も雪を被った時は、このまま枯れてしまうと思ったものでした。小さく華奢な姿にもかかわらず、忍耐強い生命力を感じたものです。もうじき春です。
雪を被った冬の薔薇(メアリー・マクダリン) 2/9 雪を被った日本水仙 2/9

 雪解水が残る福寿草 2/10 シロバナタンポポ 2/20

節分草 2/22 セリバオウレン 2/26

オオイヌノフグリ 2/11 ヒメオドリコソウ 2/21 タネツケバナ 2/21




コゲラ 2/25 エナガ 2/22 メジロ 2/17

今年初めて見たキチョウ。冷え込んだ夜は、どこで寒さをしのいでるのか。 2/21