2008.2.5(火)

音羽川沿いを歩く

豊川市東裏〜関川〜並松(旧音羽町)
音羽川沿いの二本の大木。幾つものヤドリギの塊が、一風変わった雰囲気を醸し出す。さらに桜の枝のヤドリギ。実が残っています。


歩き出すと、ふいにアオサギが川底より飛び立った。枯れ葦で見えなかったので、これにはびっくりした。

 椿の茂みのてっぺんで、ぐっと姿勢を低くして、じっとみつめたまま。何を見ているのか狙っているのか、微動だにしません。

 スズメが堤防縁にいっぱい。日向ぼっこをしているみたいに並んでいます。近くには細かく刻んだパンが置かれていました。
  ヤドリギの寄生する大木の近くの流れには、大きな錦鯉がいっぱい集まって来ています。定期的にパン屑を貰っているようで、スズメやセキレイ類たちもおこぼれに預かっているようです。今日見たアオサギは、人が通ると警戒して飛び上がるのだけれど、けっしてその場を離れようとはしません。小魚の群れをよく見かけたことはあるけれど、今日は見当たりません。まさか、鯉を狙ってる? う〜ん、それはないような気もする。蒲郡は形原で、でかいボラを丸呑みしているのを見た(飲み込むのに相当苦労していたが)ことがあるので、絶対ないとは言えないけれど・・・。それともパン屑が欲しかったか?
  コガモが6・7羽藻を食べていたり、カルガモが2羽泳いでいたり、いつもの場所でイソシギが2羽水の中に頭を突っ込んで何かを食べていたり。カワセミはいないかと探していたら、目の前をまさにカワセミが、水面近くをビーンと一直線に通り過ぎて行きました。水際の灰色の堤防と枯れ葦群の中を 鮮やかなコバルトブルーが通り過ぎて、毎度のことながら、何とキレイなんだろうと見とれてしまった次第です。
水草を食べるカルガモ 川中にコガモ雌が6・7羽

葦原を歩くコサギ 堰手前の浅瀬でイソシギ

センダンの実を咥えたヒヨドリ ヤドリギの近く来たムクドリ 桜の枝で独特のポーズ ツグミ

伐採された竹林の跡地にキセキレイ 川中の岩にセグロセキレイ 川中の岩にハクセキレイ




 毎年この時期になると、華やいだ花と香りを届けてくれるソシンロウバイの生垣です。黒っぽいのは昨年の実。