2012.3.16(金)

春霞の豊川放水路

豊川市行明町〜小坂井町
護岸工事は終わったか、と久しぶりに豊川放水路へ出かけました。風は吹いていても穏やかな天候です。季節は春ですが、河
原はまるで冬枯れの真っ只中のよう。ウォーキングの人から「下の方へ行くと、鳥がいるよ」と教えられて、少し歩くことにしました。柑子橋
(394号線)の下から正岡橋を超え、小坂井大橋(1号線)の手前まで約2.2km、帰りは堤防脇下の住宅や畑の小道を歩いて帰りました。




 歩き出してすぐに、草むらの小枝にとまるホオジロを見っけ。2羽いたはずなのに、危険と判断したのか、姿を消してしまいました。




 次に出会ったのが、アオサギ・ダイサギ・カワウの面々。いつもの定番の顔ぶれですが、コサギの姿が見えないのが寂しいです。
拡大画像はカワウとダイサギ。胸を張ってシャキンとしていますが、全身でこちらを見ています。結構離れていますが、警戒しています。




 キンクロハジロはどこにいてもすぐ分かります。黒と白のインパクトが強くて、どことなくユーモラスな鴨。遠くからでも他の鴨と
混ざっていても、あっキンクロだと。頭の飾り羽が風に吹かれてばらんばらんになるのを見るのが楽しいです。今回はその雰囲気だけ。




 下流から 少しづつ移動していて、中流域方面に集まってきました。そこにオカヨシガモも到着。手前の黒い5羽はオオバンです。




佇むアオサギ 動き回るダイサギ 一羽でも元気なカワウ

仲間とワイワイやっていたオオバン あっという間に遠ざかったカルガモ 対岸近くを悠然と泳ぐマガモ

対岸近くで群れていたオカヨシガモ 遥か遠くにいたヒドリガモ 遠ざかるキンクロハジロ

対岸のカモ達に混じっていたコガモ すべるように走るハクセキレイ ついでにヘリコプター




 篠束橋付近の野草群。ノボロギク、カラスノエンドウ、オランダミミナグサ、トウカイタンポポ、オオイヌノフグリ、ナズナそしてツクシ。




戻ってきました放水路堰・柑子橋。この先が豊川分岐点になります。後ろの山は吉祥山。やがて吉祥桜の咲く季節が巡ってきます。