2004011.18(木)
またまた 「入れてーっ」

此処だってば、ここっ。階段の上の窓から背伸びをして覗くと、ミンが開けた窓を見上げて鳴いていた。
気がついたと分かると、廊下側の小窓にさっと移動して、さあ開けろと矢のような催促です。

普段は庭へのドアは開けておくのだけれど、雨や寒い日はそうもいきません。で、閉めておくと当然「表に出るっ!」と
騒いで、開いたドアから悠々とお出かけです。あとはすっかり忘れていると、二階の窓の外から「あのねー」といった顔をした
猫が覗いている。「いっぱい呼んだのに聞こえないんだからあ」と大声で鳴く。中に入ってもまだ騒いでいる。喧しいわい。こ
っちにも、都合ってもんがあるわい。ふと見ると引っ付き虫だらけ。草取りしてないから、イノコヅチやらコセンダングサやらの
種がいっぱい付いて、これではチクチクするか。せっせと種取りをするが、どうしても体の毛も一緒に抜けることがある。当然
怒られてしまう。どおもスミマセンといって、猫を押さえつけて種取りを敢行する。椿や楓の木には、メジロやエナガ達がやっ
て来て、枝葉の中でチーチー鳴いているのが見えます。ベランダから眺めたり庭に出て木を見上げたり、と興味津々です。

ガラス越しの陽射しがポカポカと暖かい。手足を伸ばして。・・・ニャンコが寝ています。シィー静かに。両足屈伸抱え込み寝してます。・・・

11月も半ばになるとさすがに朝方は寒い。ストーブの効いた台所のカウンターに載って、毒気が抜けてふやけきったニャンコです。
朝晩の冷え込みの分、昼間の暖かさはこのうえなし。庭の出入り口でまどろみます。誰が通ろうが、頑として譲りません。もう踏みそう!