2001.8.12   東洋一の< 高田公園のハス >新潟県上越市高田公園外堀
ハスまつり 8月1日〜15日

 このハスの歴史は、明治4年(1874)に始まります。 廃藩置県になったこの年、近郷の戸野目村大地主保坂貞吉が、ここにレンコンの栽培を思い立ち、許しを得て着手しました。 それ以来およそ百十余年、時には絶滅の危惧を抱かせるなど曲折はありましたが、管理も高城村に移り、高田市から上越市に引き継がれ、 ハスは年毎に美しい花を咲かせてくれています。またレンコン採りは、市に管理が移ってからも昭和37年まで続けられていました。
 昭和28年、講演の為に高田市を訪れたハスの研究で有名な大賀一郎博士は、「ハス池の規模の大きさは世界的にも稀であり、 さらに赤白の花が入り混じっているのは珍しい」と激賞されたということです。
                                                        案内板より
 見頃は7月下旬から8月中旬ですが、すでに花も終りかけて、実もかなり出来ていました。 中には種のある実もありました。見渡す限り遥か向こうまでハスで埋め尽くされていますし、外堀全部ということであればこの倍はある筈。 とにかく規模がものすごい。時間がかかるうえに広いので、私自身全部見たわけではありません。 この暑い最中、端から端まで歩くなんてとんでもない、何しろハスしかないのだから・・。飽きるくらいハスが延々と続いているんだから。
 また外堀は、ぐるりと桜の木で縁取られていて、春には約4000本のソメイヨシノが咲き誇り、桜見物の人達で賑わいます。 東洋一のハス公園はまた、日本三大夜桜の一つでもありました。

見渡す限りのハス群。堀は遥か先を右に折れてゆく。なおこの写
真はお堀の真中に渡してある橋より撮ったものですから、もう半分
が私の背後に広がっていることになります。広いんだから本当に。
    
 背丈ほどもあるハスの葉と花    赤いハス          白いハス
    
   ころころ動く水玉      とまるイトトンボ     種が出来ている実  


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