2002.7.23(火)
伊吹山(1377m)は花盛り

滋賀県坂田郡伊吹町

名神高速「関ケ原」ICから365号線を関ケ原・長浜方面へ進む。
新幹線・東海道線の高架をくぐって「玉」の信号交差点を右折、伊吹山ドライブウェイ入口へ。
すいていれば、伊吹山8合目(1260m)の大駐車場まで17km約40分の道程です。


台風が去ったと同時に梅雨も明け、絶好の花畑日和と思ったのですが、ドライブウェイから見た
山頂は、ガスがかかって白っぽく見えました。ドンドンと着く大型バスから次々と吐き出される善
男善女の群れに交じって、下から登ってきたグループや、マイカーでやってきた親子連れ等、様々
な服装の人たちが、標高差100m程の、駐車場から頂上へと続く石ころ道を 思い々のコースで登っ
てゆきます。西遊歩道(40分)・中央遊歩道(20分)・東遊歩道(50分下り専門?の細道)の3コース。
線香花火のようなシシウド群落、濃ピンクにぼやっと霞むシモツケソウ群落、風になびくクガイ
ソウとイブキトラノオのそれぞれの群落、ものすごいトゲトゲ葉のミヤマコアザミ群落等、大パノラ
マで展開する花畑に見とれてしまいました。ノリウツギやカラマツソウ、ヤマアジサイにキバナノ
カワラマツバ・オオバギボウシ、そしてクサボタンにダイコンソウが交じって夏の山を彩ります。


山頂付近の花畑
手前のオレンジ色がキンバイソウ、白っぽい穂状がイブキトラノオ、画面中央のピンク色はシモツケソウ。他にメ
タカラコウ・クガイソウ・シシウド等の姿も見られます。気をつけるとアキアカネが飛んでいるのが分かります。頂上
はすでに人・人・人、それでも後から次々とお弁当を持った観光客が上がってきます。所々にあるテーブルや階段状に
組まれた石畳?では、ランチタイムが始まっていました。写真を見ると涼しげですが、どうして蒸し暑い山頂でした。

イブキフウロ カワラナデシコ ミヤマコアザミ シモツケソウ
メタカラコウ キンバイソウ キリンソウ シシウド
コオニユリ シュロソウ クガイソウ ウツボグサ