2004.8.2(月)
緑鮮やかな千枚田
南設楽郡鳳来町四谷

鞍掛山の麓に広がる見事な棚田で、迫り来るような圧迫感さへ覚えます。
分かり難いですが、よくよく見ると、端に大岩がある水田も見受けられます。

2年程前、一番上から見たらさぞかし・・と思って行って見ましたが、車道からはよく見えませんでした。それ以来、季
節ごとにやって来ては、下から見上げて、棚田の様子の移り変わりを楽しんでいます。もともと1296枚あった棚田のうち、今は
715枚が使われているそうです(連谷れんこく小学校の子供達が調べました)。その棚田の下のほうに、可愛らしいハス田が1
枚あって、ピンクの小さなハスの花が咲いていました。連谷小学校では、学年別に、畑や水田を耕し、花や稲を育てているそう
です。この小さなハス田は、子供達の汗の結晶のようです。過去や現在の千枚田に学び、そして、将来の千枚田を真剣に考え
ています。そういえば、周辺で草花の写真を撮っていた時に、遠くで「ヤッホー、ヤッホー」という声が聞こえていましたが、連谷
小学校の子供達だったかもしれません。姿は確認できませんでしたが、ひょっとして、私に声を掛けてくれていたのかな。見え
なくとも、手ぐらい振ればよかったと、今頃になって悔やんでいます。電線に一羽、お馴染みのホオジロがさえずっていました。
小川に目をやると、サワガニが移動中でした。メダカが何匹も泳いでいました。頭に擦り傷のようなものをつけたオタ
マジャクシもいました。カニと格闘でもしたか。サワガニはというと、人間が覗いているので、狩り?を諦めて去って行きました。

タマアジサイ玉紫陽花
ユキノシタ科アジサイ属
クサコアカソ草小赤麻
イラクサ科カラムシ属
コマツナギ駒繋ぎ
マメ科コマツナギ属

オニドコロ鬼野老
ヤマノイモ科ヤマノイモ属
ニガクサ苦草
シソ科ニガクサ属
アキカラマツ秋唐松
キンポウゲ科カラマツソウ属

アキノタムラソウ秋の田村草
シソ科アキギリ属
オトギリソウ弟切草
オトギリソウ科オトギリソウ属
キツネノマゴ狐の孫
キツネノマゴ科キツネノマゴ属

ベニバナボロギク紅花襤褸菊
キク科ベニバナボロギク属
ガンクビソウ雁首草
キク科ヤブタバコ属
ノチドメ野血止め
セリ科チドメグサ属



キイロスズメバチ ヒメハラナガツチバチ ツマグロオオヨコバイ

ツバメシジミ ヤマトシジミ ベニシジミ



メダカを狙ってるのでしょうか?サワガニがジリジリ近づきますが・・。