2004.7.22(木)
汐川干潟
境川周辺にアオサギ軍団

境川河口より三河港大橋方面。画面にはダイサギ五羽とアオサギ二羽が。これから干潮を迎えます。
境川河口付近より蔵王山を望む。側溝にはコサギが三羽。堤防の上に一羽、縁には四羽のアオサギがいます。

豊橋市と田原市を分ける境川。その河口付近には、よくアオサギが群れています。周辺には、小さ
いけれどまとまった木々があり、その樹上にとまるアオサギも何羽か見ました。作手村で、川から飛び立ち
木立に隠れたアオサギを見かけましたが、今まで木にとまった姿を見たことがなかっただけに新鮮でした。
カルガモが驚いて飛び立ち、周辺の草原や水田の上をツバメが行き交い、側溝をハクセキレイが
滑るように歩き、若いアオサギやコサギがゆっくりゆっくり獲物を探して歩きます。電線の上ではホオジロ
が声高にさえずり、堤防の縁にコチドリがとまり、波打ち際でイソシギが一羽じっと佇む姿を見かけました。
昨年暮れ、蜆川でキカラスウリの実を見つけましたが、今度は境川でキカラスウリの群生している花
を見ることが出来て、ヤッタという思いです。境川に沿った側溝の縁に垂れ下がるように咲いていました。

谷熊新田付近より蜆川河口方面を見ると、堤防の上も下もアオサギがズラリ。三十羽ほどいます。

ダイサギもアオサギもまったく同じ方向を見ています。共同で狩りをしている?みたいです。

カワウ チュウサギ コサギ

カルガモ イソシギ コチドリ

ムクドリ ハクセキレイ ホオジロ



そして、側溝の対岸の黒味がかったコンクリート壁を覆うように、迫り出して咲いていたキカラスウリの花。そばに近寄れず残念。
夜に咲くカラスウリの花と違って、キカラスウリは昼間でも見られるので嬉しいなあ!

ヒルガオ昼顔
ヒルガオ科ヒルガオ属
ヤブカラシ藪枯らし
ブドウ科ヤブカラシ属
ノゲシ野罌粟
キク科ハチジョウナ属

ホッスガヤ払子茅
イネ科ノガリヤス属
グンバイナズナ軍配薺
アブラナ科グンバイナズナ属
シロノセンダングサ白栴檀草
キク科センダングサ属

ヤブカラシの上を忙しく飛び回るアゲハたち ガッシと獲物を掴んで離さないシオカラトンボ