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名前の由来は葉の様子から。芽が出てからまもなくの、葉が開きかけた状態が、破れた番傘に似て
いるというわけ。普通ヤブレガサというと、大抵、この開きかけた背の高さ10～20ｃｍ程の、葉の姿が紹
介されています。上の写真では、葉っぱが展開してゆく様が一度に見られますね。まっ平になって完。
ちなみに、芽出しの頃の小さくすぼまった若葉は、山菜として食べられるそうです。軽い苦味有り。
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| 花茎が伸びた頭頂に小さな花芽が 5/5 | さらに花芽の部分が伸びてきました 5/9 |
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| さらに伸びて総苞が膨らみます。 5/30 | 総苞の先がちょっと開いた！ 6/2 | 次々と先端部分が開く。 6/5 |
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| 総苞の中から蕾が顔を出す 6/13 | 中の蕾が花開いた！ 6/17 | どんどん開いて雌しべも見える。 6/19 |
ヤブレガサの花は、花茎の頭頂に円錐花序に多数つき、総苞は筒状で、総苞片は5個。花色は白色または淡紅色で、花冠（一つの花の花弁
全体）が5裂する筒状花です・・と言われてもピンと来ません。今ひとつ分かりづらいので、一つの総苞にしぼって、さらに接近することにします。
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| 花が5裂し、雄しべ？が見える。 6/18 | 雄しべ？の先端に黄色い花粉が。 6/19 | いつの間にか現れた雌しべに花粉が。6/19 |
一つの総苞を真上方向から撮りました。12個ある花がすべて開花して、押し合いへし合いギュウギュウです。すで
に雌しべが出ていますが、前日の雨で黄色い花粉がきれいに洗い流されて（？）サッパリしてしまいました。 6/21
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最近の様子です。終わった花が茶色くなっています。全体に横に倒れかかっている？
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