2004.10.13(水)
秋の赤塚山公園周辺
豊川市市田町東堤上

弘法山散策路から見上げた秋の空。広がる券雲と券積雲。
芝生広場でお弁当を広げる、遠足の保育園児たち。一時の静けさです。
駐車場入り口の「十月桜」。抜けるような空の青色を背景にいい感じに咲いていました。 バラ科サクラ属

散策路を歩くと、沢山のドングリが目に付きます。コナラ・クヌギ・カシ・ブナなど様々な種類が見られて、さぞかし遠足の
園児達は喜ぶことでしょう。歩いていると、頭をコンと突いて地面に転がる、小さなドングリがありました。ウワアと上を見上げると
シイやカシの木かずらり並んで、沢山のドングリを降らせます。時折りコンコンと音を立てて落ちてきて、坂道をコロコロ転がっ
て行きます。トトロの世界だあ。子供でなくても、思わず追いかけたくなりました。木々の間をヒヨドリ達がけたたましく渡り、セキ
レイらしき姿も見かけました。シルバーの草刈人達が汗水垂らして、見事に斜面やら道脇を刈り取って行きました。せめてニ・
三日早ければ、野草も色々あったのにと愚痴っても仕方ありません。向こうの階段から猫が上がってきて、道路に沿って登って
行きます。今度は「不思議の国のアリスか」と、ウサギならぬ猫の後を追います。くねくね曲がって下って、そして道脇の手すり
をくぐって斜面を降りて行ってしまいました。林の中を通らずに階段と道を使うとは、人と係わったことのある猫なんだろうかと思
ったものです。道を下ってギョギョランド方面へ回ると、セイタカアワダチソウが固まって咲いていました。一頃、花粉症の元凶と
濡れ衣を着せられて目の敵にされましたが、他の植物を排除する為の毒素に、自分自身が自滅しつつあるのが現況のようで
す。その花の写真を撮っていて、ふと奥にいる子猫に気がつきました。シルバー系の猫ちゃん二匹です。時々斜面の上の方
を見やるような仕草をしますが、逃げる様子もなく、どうやら一匹はうとうとし始めました。この辺りにはニ十匹位の猫がいるよと
草刈の人達が言っていましたが、小動物等を捕まえて細々と生きているのでしょうか。我が家の我儘猫の何と幸せなことか!

道に沿って黒トラが行きます。一度振り返ってこちらを見ましたが、気にせず急がずあわてず、静かに歩いて行きました。
セイタカアワダチソウの奥にいた子猫たち。アメリカンショートヘアのミックス?。

アキアカネ アサギマダラ ヤマトシジミ

ヒメハラナガツチバチ ツチイナゴ ナナホシテントウ

ドングリがこんこん落ちて転がった!

アベマキd
ブナ科コナラ属
クヌギ橡(椚)
ブナ科コナラ属
スダジイ
ブナ科シイノキ属

クサギ臭木
クマツヅラ科クサギ属
カラスウリ烏瓜
ウリ科カラスウリ属
オオオナモミ
キク科オナモミ属

オオニシキソウ大錦草
トウダイグサ科トウダイグサ属
アレチヌスビトハギ荒れ地盗人萩
マメ科ヌスビトハギ属
イヌホオズキ犬酸漿
ナス科ナス属

ツクシハギ筑紫萩
マメ科ハギ属
ヨウシュヤマゴボウ洋種山牛蒡
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
セイタカアワダチソウ背高泡立草
キク科アキノキリンソウ属

ヒヨドリバナ鵯花
キク科フジバカマ属
ホソバアキノノゲシ細葉秋の野罌粟
キク科アキノノゲシ属
コセンダングサ小栴檀草
キク科センダングサ属

イヌコウジュ
シソ科イヌコウジュ属
イヌタデ犬蓼
タデ科タデ属
マルバツユクサ丸葉露草
ツユクサ科ツユクサ属

ベニバナボロギク紅花襤褸菊
キク科タケダグサ属
クワクサ桑草
クワ科クワクサ属
キツネノマゴ狐の孫
キツネノマゴ科キツネノマゴ属


道端の落ち葉の上で発芽!