2003.11.06(木)
エンゼルス・トランペットの垣根
幡豆群吉良町津平付近
毎年この時期に41号線を通る度、「うわあスゴイ!」とつい口に出してしまいます。最近、玄関先に植え込んだ
り鉢を置いておく家が多く見られますが、こちらのお宅は格違いです。道路に面した塀沿いにズラリと植えられている
んです。白と黄色とピンクでしょうか、見事です。もう少し早く来ていたら、まさに見頃だったでしょうに、本当に残念!
エンゼルス・トランペットは、上向きに咲く草本性のチョウセンアサガオとは区別され、低木のキダチチョウセン
アサガオを指します。良い香りがするということを後で知りましたが、情けないことには、その時まったく気がつきません
でしたね。チョウセンアサガオの仲間は有毒植物ですが、江戸時代の医師・花岡青洲が手術に麻酔剤として使ってい
ます。全草特に種などに、アトロピン・スコポラミン・ビオスチアミンなどのアルカイドを含んでいて、副交感神経を麻痺
させてしまうそうです。この毒性のためにキチガイナスビともいわれます。どの植物も大なり小なり毒性があるのです。
キダチチョウセンアサガオ木立朝鮮朝顔(別名エンゼルス・トランペッター) ナス科チョウセンアサガオ属 |