2003.11.27(木)
汐川干潟
蜆川・境川周辺で スズメ群

田原市谷熊町

どこにいっても、群れをなしてスズメがわんさといて賑やかです。電線の上・屋根の上・アシの茎に木の枝にと
いろいろな場所に群れて、チュンチュンチッチッとさえずっています。今回はわりと近くだったので、スズメ君の
写真をたくさん撮ってみました。時折後頭部が立っているのがいて、ヒガラかカシラダカか?と拡大して見るけ
れど、どうやら風で逆立っているみたい。スズメ群に紛れ込んでいるかもしれない鳥を探すのも面白いかも。

工場の屋根の上にとまってほとんど同じ方向を見ているが、そうじゃないのもいる。

スズメはとても用心深い。常に人の動きを監察していて、ある程度近づくとあっと言う間に飛び去ってしまう。

スズメ、スズメ、スズメ。たくさんいても鮮明に撮ることが難しい。

かしましいスズメ君たちの頭上でひとつの攻防戦が行われていました。さっきまで悠々と飛んでいたトビに、どこからか一羽のカラスが現れ
て、威嚇飛行を始めたのです。上から下から右から左から、猛スピードで接近してぶつかる直前に反転、すぐに反してまた接近。いつまでも追
い掛け回して、トビが閉口してかなり遠くに去るまで追いかけて、執拗に繰り返されました。トビがカラスの縄張りに入ってしまった為でしょうか。


蜆川河口付近 アオサギが十羽まとまっていました。向こうの緑一帯は緑が浜公園。

境川河口付近 カワウが八羽、皆同じ方向を見ています。向こうは三河港大橋。
シロチドリ
チドリ目チドリ科
ハクセキレイ
スズメ目セキレイ科
ツルウメモドキ蔓梅擬
ニシキギ科ツルウメモドキ属
オニノゲシ鬼野罌粟
キク科ノゲシ属
遠くにチドリらしき小鳥が三羽動き回り、ハクセキレイが尾を振ります。ツルウメモドキの実は食べられてしまってほとんど残っていません。
オニノゲシがこれからが本番というように蕾を膨らませ、次々と花開いていました。この辺りは暖かいので12月になっても大丈夫そうです。