2008.11.10&12(月&水)

新城 鳳来峡

新城市豊岡・能登瀬 宇蓮川
宇蓮川・養乙女橋(レストハウス板敷横)から能登瀬方面を望みます。川が茶色に見えるのは、河床が黄色い岩盤の為。別名「板
敷川」です。こんもり茂った画面左側を飯田線と439号線(狭い!)が並行して通っていて、さらに右側を151号線が走ります。 11/10

 その439号線を三河槙原方面へ歩くと、林が途切れて川がよく見渡せる場所に出ました。浸食された岩床を滝状に流れ落ちて行
きます。宇蓮川は、急流の瀬と穏かな渕が代わる代わる姿を見せながら下って、やがて長篠で豊川に合流することになります。 11/10

 凝灰岩や流紋岩及び頁岩などが浸食されて、板を敷き詰めたようになった岩床が、澄んだ川底に浮かび上がります。宇蓮川
が、板敷川と呼ばれる所以です。水が平らになった岩盤の上をゆらゆらと流れ行く様は、見ていて飽きることがありません。 11/10

 湯谷温泉の滝。白い水飛沫を上げてドオーッと落下。距離があって滝の大きさも岩の大きさも不明です。 浮石橋から11/12

 湯谷温泉を望む。赤い吊り橋は「浮石橋」で、大岩は馬背岩の裏側です。写真を撮った場所も同じような形をした岩。 11/12

 その馬背岩です。浮石橋から撮りました。どうしたら、このような背骨部分だけ一部階段状になった岩が出来るのでしょうか。 11/12





ジシバリ地縛 11/12
キク科ニガナ属
ヤマラッキョウ山辣韮 11/12
ユリ科ネギ属
ホトケノザ仏の座 11/12
シソ科オドリコソウ属

実クサギ臭木 11/12
クマツヅラ科クサギ属
実ミヤマガマズミ深山莢迷 11/12
スイカズラ科ガマズミ属
実ヤブコウジ藪柑子 11/12
ヤブコウジ科ヤブコウジ属

実コマユミ小真弓 11/12
ニシキギ科ニシキギ属
実フユイチゴ冬苺 11/12
バラ科キイチゴ属
実ボタンヅル牡丹蔓 11/12
キンポウゲ科センニンソウ属





 対岸のアカシデの見事な紅葉に目をやると、トビやらカラスやら10羽ほどが静かに休んでいるのに気が付きました。 11/12

 カルガモが泳ぐ下に、土に埋もれつつある板敷状の岩盤が透けて見える。 11/12

ヒヨドリ 11/12 カワガラス 11/12 メジロ 11/10





響き渡る瀬の音を聞きながら、馬背岩のところで見上げた秋の空。青く澄んだ空と高積雲と、どこまでも高く舞い上がる3羽のトビと。 11/12