2007.9.18(火)

百間滝

新城市七郷一色
柵ぎりぎりに立つと、滝の上部から中間部そして滝壺を覗くことが出来そう。しかし、ものすごい轟音と水しぶきで足がすくみます。

ちょっと角度を変えて滝の中間部。ともすると、足が滑って恐ろしい。縁から離れると、我ながらほっとします。
  505号線から442号線へ入り、「百間滝へ」という表示を見て、さらに細い道に車を進めたら、わだちの跡を除くと草ぼうぼうで、何とも心もとない。やがて少し開けたようになって、車が2台隅に寄せて止めてありました。見れば「百間滝入り口」の案内があってホッとひと安心。細い木段を降りて行くと、やがて川に着きました。滝の音が聞こえます。河原沿いを歩こうにも、増水している為か一部道がありません。水から出た大き目の石の上を選んで進むと、やがて滝口に到着。ここがまた滑るのです。轟々と鳴り響く方へ恐る恐る歩きましたが、柵もあり近寄ることは出来ません。当然下など見えません。脇の細い道を下ろうとすると、電力関係の人(多分)が二人杖をついて登って来ます。下の方に案内板があるけれど、滝近くはとても滑るので気をつけるようにと教えてくれました。
  案内板の近くには石造りのテーブルと腰かけがあります。滑りそうでへっぴり腰になりながら、滝壺を覗いて見ます。木々の枝葉が真昼の光を和らげ、他には何も聞こえず何も存在せず、轟音と水飛沫にただただ圧倒されて暫し滝を眺めました。
流れが強くなって、やがて滝となって落ちます。夏明川は大島川にやがて合流、ダム湖(大島ダム・朝霧湖)を経て宇蓮川に注ぎます。


これより落ちて行きます。落差43メートルの百間滝のてっぺんです。
そして下から見た滝の上部。

角度を変えて、滝の上部から中間部です。後はまっすぐ滝壺に落ちます。

そして滝壺。白煙のような飛泡の世界です。




足元ばかり気にしていたら、頭の上から鳥の声。見上げると、河原に突き出た木々の枝々を エナガが数羽飛び交っていました。

大きくて動きが俊敏なコカマキリ ピタッと静止したまま動かないミヤマアカネ




タマアジサイ玉紫陽花
ユキノシタ科アジサイ属
河原で野生化 シュウカイドウ秋海棠
シュウカイドウ科シュウカイドウ属
ノササゲ野大角豆
マメ科ノササゲ属

ミヤマフユイチゴ深山冬苺
バラ科キイチゴ属
マツカゼソウ松風草
ミカン科マツカゼソウ属
ヒメジソ姫紫蘇
シソ科イヌコウジュ属

ダンドボロギク段戸襤褸菊
キク科 タケダグサ属
ヒメガンクビソウ姫雁首草
キク科ヤブタバコ属
シュウブンソウ秋分草
キク科シュウブンソウ属

実ノダフジ野田藤
マメ科マメ属
実ネムノキ合歓木
マメ科ネムノキ属
実ノブドウ野葡萄
ブドウ科ノブドウ属