2005.4.5(火)〜8(金)
音羽川沿いを歩くX
< 桜縁取る音羽川 >

ふかふかの草の上をムクドリやツグミが見え隠れしながら歩いていたものだ。 4/8
音羽川には所々こういった小さな堰堤がある。 4/8

音羽川沿いの桜が咲いた。川沿いの桜を見ていると、一人の友人が言った「桜は枝垂れたがる」という言葉を思い出します。また、
朝のラジオで聞いた「桜は来年また咲くことを知っているから、潔く散ってしまう。」という言葉も、なるほどと思ってしまいます。しかし何と言っ
ても強烈なのが、梶井基次郎が「櫻の樹の下には」という作品の中で書いた
「櫻の樹の下には屍體が埋まっているに違いない」でしょうね。
坂口安吾も「桜の森の満開の下」で、「桜の木の下には死体がある。だから花は淡い紅色に染まるのだ。」
と書いています。凄みの
ある言葉ですが、さもありなんと思います。木という木、枝という枝がびっしりと花を付けて、風に吹かれてユサユサと揺れて、さあ満開です。

ヤドリギを包み込むように桜が咲く。 4/8
花が散って葉桜になると、ヤドリギの存在も容易には見つかりません。 4/8



< 光景T >
ピッカピカの一年生
入学式を終えた子供達が渡ります。暖かいけれど風の強い一日でした。 4/6

< 光景U >
アオサギが一羽川に舞い降りました。近くにいたカラスが、一羽また一羽と飛び立ちました。そして・・
いきなり一羽のカラスが急降下して、アオサギの頭を蹴りました。驚いたのなんのって、飛び上がったアオサギは
必死に飛びましたが、二羽のカラスが後を追って行ったのは言うまでもありません。偶然見てしまった私も口あんぐりです。


コサギ 4/6 キジバト 4/5 ツグミ 4/8

ムクドリ 4/6 ハクセキレイ 4/8 スズメ 4/5




アカミミガメ 4/8 キハラゴマダラヒトリ 4/6 ベニシジミ 4/5
キハラゴマダラヒトリはヒトリガの仲間で、真っ白なふかふかの毛皮のコートを身にまとっています。とても美しい蛾です。



トウカイタンポポ東海蒲公英 4/5
キク科タンポポ属
シロバナタンポポ白花蒲公英 4/5
キク科タンポポ属
ジロボウエンゴサク次郎坊延胡索 4/5
ケシ科キケマン

ムラサキケマン紫華鬘 4/5
ケシ科キケマン
ヒメオドリコソウ姫踊り子草 4/5
シソ科オドリコソウ属
ハナニラ花韮 4/5
ユリ科ハナニラ属

ハルジオン春紫苑 4/6
キク科ムカシヨモギ属
ヒメウズ姫烏頭 4/6
キンポウゲ科オダマキ属
ノジスミレ野地菫 4/5
スミレ科スミレ属

カラスノエンドウ烏野豌豆 4/6
マメ科ソラマメ属
カスマグサ 4/5
マメ科ソラマメ属
スズメノエンドウ雀野豌豆 4/5
マメ科ソラマメ属

キュウリグサ胡瓜草 4/5
ムラサキ科キュウリグサ属
タチイヌノフグリ立犬の陰嚢 4/5
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
ハナイバナ花内花 4/5
ムラサキ科ハナイバナ属

カキドオシ垣通し 4/5
シソ科カキドオシ属
ムラサキサギゴケ紫鷺苔 4/5
ゴマノハグサ科サギゴケ属
キランソウ金瘡小草 4/5
シソ科キランソウ属