2003.5.20(火)
旭公園のシャクヤク群
知多市金沢字石根1番地  155号線より259号線に入った所




花菖蒲池横の斜面に、帯状に植えられたシャクヤクの花が満開です。
雨が2・3日続いて、出かけるのを先延ばしにしていたので、状態がそう良くありません。
これは遠くから眺めるのがいいねと言うのが、訪れた人達の大方の意見でした。残念。
 
シャクヤク(芍薬) ボタン科ボタン属
日本では芍薬、中国では花相、ヨーロッパではボタン属を総称して(芍薬も牡丹も一緒)ペオニアと呼びます。
この洋種シャクヤクのペオニアは、芍薬を鎮痛につかったギリシャ神話の医師パエオンPaeonに由来します。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉がありますが、低木性で枝が横に広がるボタンに対
して、草本でまっすぐに立って花をつけるシャクヤクを表現したものですが、どれも薬草として今日に至ります。
ともあれ、草だ木だといわれても、見分けが難しい花です。早く咲くのがボタンと、唯一理解しているだけです。