2012.7.23(月)

とんぼ公園に行ってみた

豊川市小坂井町小坂井字宮下21-5 うたり(草冠に兔、そして足と書いて)神社斜め前
 「ホテイアオイが見られるとんぼ公園」と案内があったので、花の時期ではないけれど、興味をそそられて行ってみました。車
数台分の駐車スペースがあって、公園の周囲をフェンスに囲まれ、水が流れる水路と池があった、こじんまりとした静かな所でした。
ホテイアオイに降り立ったアシナガバチ?が水を飲もうと潜り込む姿を撮ろうと身を伸りだしていたら、視界に赤い手が入りました。ア
メリカザリガニだと思うけれど、裏返しになったままで盛んに手足を動かしていました。一体何してるの?赤いエイリアンかと思った。






 興味があったのは、その周辺の田んぼや水路。いくつもの群れを成して泳ぐ小魚(ハヤ&メダカ)やアメンボ、ひゅんひゅんと連結
飛行するもの(悲しいかなピンボケ)や未成熟なシオカラトンボ。さらに、飛び回り続ける蜂やらモンシロチョウなどが多く見られました。






アレチハナガサ荒地花笠
クマツヅラ科クマツヅラ属
オオニワゼキショウ大庭石菖
アヤメ科ニワゼキショウ属
カタバミ片喰
カタバミ科カタバミ属

トキワハゼ常磐爆
ゴマノハグサ科サギゴケ属
シロツメクサ白詰草
マメ科シャジクソウ属
アカバナユウゲショウ赤花夕化粧
アカバナ科マツヨイグサ属

公園内のハルシャギク波斯菊
キク科ハルシャギク属
公園内のヒメビジョザクラ姫美女桜
クマツヅラ科クマツヅラ属
野生化した?トマト
ナス科ナス属






水田に飛び込もうとした小さいツチガエル 公園内の水路で連結して水面を移動するアメンボ

シオカラトンボ雄 シオカラトンボ雄未成熟 モンシロチョウ

ショリョウバッタ幼虫 ナガコガネグモ幼体 チャミノガ蓑

アメリカザリガニ スズメ ハクセキレイ






 そしてさらに目に付いたのは、稲の茎等に産み付けられたスクミリンゴガイのピンクの卵塊。別名ジャンボタニシ。南米から食用
としてアジアに持ち込まれたものが、廃棄され野生化し繁殖してしまった由来があります。凍結に弱く、成体や卵ともに0℃以下に
なる場所では定着出来ないそうで、西日本で稲の食害が広がっています。水田や用水路のピンクの塊はやはり異様に映ります。
最初の画像はとんぼ公園入口横の稲田に生えていた(植えられた?)ミズカンナの茎に産み付けられたもの。2枚目は稲の葉に。