2014.8.19(火)

長篠堰堤 花の木ダム

新城市出沢橋詰 豊川・寒狭峡
 暑いし、近場で涼感を味わいたいと、花の木ダムに直行しました。赤い部分が堰堤(堤高8m)ですが、そこは閉じたままで、ダム湖の水は、
両脇から、常時、流れ落ちます。それが、何と、近年に無いほどの水量で、迫力ありました。水煙が湧き、顔に降りかかって来て涼しかったです。






 その堰堤から川沿いに約150mほど続く、自然岩を残し利用した長篠堰堤導水路・余水吐。まるで滝のように美しい光景。水煙で靄って
ます。この導水路で大まかな水量調節をされ、最下流の水門から地下の導水管を通って、900m下流にある長篠発電所に送られる仕組みです。






この辺りの川縁は大概こんな感じ。久し振りなので降り方を忘れた?し、年も取った。 なので、こけないように慎重にゆっくりゆっくり歩きました。






 目の前に広がる光景に圧倒されて、足が竦んでしまいそう。長居はせず、帰ることにしました。気がつくと、10人程の見物客がいて吃驚。
いつも誰もおらず一人だったので、これには驚きです。小さな子が居ないので、ちょっとホッとしました。はしゃいだりしたら危険だと思ったので。






釣り堀の番人シナガチョウ君。池の周りでウロウロしていると、必ずすぐ脇までやって来て、ジ〜ッっと見つめられます。すぐ飽きて行ってしまいますが。






 湿地帯の水溜りで、水面に腹打ちして産卵するハラビロトンボ。見つけた時は終わり頃だったのか、近くの葉に止まったまま長い休憩にはいりました。







マユタテアカネ雌 無色透明型 マユタテアカネ雌 褐色つま黒型

マユタテアカネ未成熟雄 腹(尾)先の反り返りと副性器 警戒して飛び去っても再び同じ葉に繰り返し戻るアジアイトトンボ

人が近づいても逃げず、ひたすら百合の蜜を吸い続けるアゲハ 葉裏からそっと出てきたコガタコガネグモ







センニンソウ仙人草
キンポウゲ科センニンソウ属
コマツナギ駒繋
マメ科コマツナギ属








右上の白いガードレールは257号線。豊川を挟んだ旧道側の駐車場から降りて釣り堀を抜けたら、こんな感じ。水溜りがあって岩ごつごつ。
観光地気分でやって来たら、え〜っと戸惑うこと間違いなし。ダム湖の向こうに寒狭橋が見えます。青く霞む山並みは瀬戸岩。棚山、宇連山方面。