2013.10.12(土)

ウメバチソウの咲く湿地で

新城市作手黒瀬庄ノ沢 黒瀬庄ノ沢湿原と周辺
車が林道にズラリ並べられて、「湿原保全会による視察」?があったようです。林道脇に二株咲いていたアケボノソウについて話をしていました。






 湿地の北側に多く咲いているのがツクデマアザミです。キセルアザミの変種で、頭を垂れて咲きますが、花後には直立し、上を向きます。
作手真薊 キク科アザミ属






 ウメバチソウが見頃を迎えていました。早すぎたり遅すぎたりでもなく、今回はどんぴしゃでした。この花が見られただけで、もう十分です。
梅鉢草 ユキノシタ科ウメバチソウ属






 林道脇の川縁に咲いていたアケボノソウ。咲きだしたばかりですが、アリンコが群がっていました。花弁の模様の不思議に見とれました。
夜明けの星空に見たてて命名された曙草 リンドウ科センブリ属






ミズギク水菊
キク科オグルマ属
リンドウ竜胆
リンドウ科リンドウ属

サワヒヨドリ沢鵯
キク科 ヒヨドリバナ属
ミゾソバ溝蕎麦
タデ科タデ属
アキノキリンソウ秋の麒麟草
キク科アキノキリンソウ属

チャ茶
ツバキ科ツバキ属
コウヤボウキ高野箒
キク科コウヤボウキ属
ノコンギク野紺菊
キク科シオン属

ヨメナ嫁菜
キク科シオン属
ヤクシソウ薬師草
キク科オニタビラコ属
ナギナタコウジュ薙刀香需
シソ科ナギナタコウジュ属

ゲンノショウコ現の証拠
フウロソウ科フウロソウ属
実シロモジ白文字
クスノキ科クロモジ属
実キミズミ黄実酢実
バラ科リンゴ属

実ウメモドキ梅擬
モチノキ科モチノキ属
実コバノガマズミ小葉莢迷
スイカズラ科ガマズミ属
実ソヨゴ冬青
モチノキ科モチノキ属

実ノダフジ 実ノイバラ 実ヤブコウジ

アブラガヤ油茅
カヤツリグサ科ホタルイ属
コマツカサススキ小松毬薄
カヤツリグサ科ホタルイ属
アカヌマベニタケ赤沼紅茸
ヌメリガサ科アカヤマタケ属






オオカマキリ マユタテアカネ

ツマグロヒョウモン雄 キチョウ ヒメハラナガツチバチ雄

ミヤマフキバッタ メダカ ジョロウグモ






アキノキリンソウに虫こぶを発見。アキノキリンソウミタマバエが蕾に産卵し、成熟したものがアキノキリンソウミフクレフシ(秋麒麟草実膨五倍子)です。






カーブを描くように川向うの林が切り開かれていました。道を作っているのか、伐採の為の道なのか。湿地横の林道を挟んで西側方面の斜面です。