2012.11.27(火)

三河湾スカイラインを走る

蒲郡市〜(岡崎市)〜額田郡幸田町
三河湾スカイラインは、五井山や遠望峰山の中腹を通る、蒲郡市国坂峠から国道248号線・幸田町深溝までの16.3kmを指します。現在は無料
化され、観光道路から外れてしまった為に、木はすくすくと枝を伸ばし、スカイラインとはいっても展望は良くありません。左側が三河湾ですが、こんな感
じで見えそうで見えないのです。今回は豊川市御津町の広石の交差点から、373号線を御津町側のふるさと公園の横を通って、国坂峠に入りました。






 光る三河湾。向こうの山並みは渥美半島で、左端が蔵王山。中程の小さく丸いこんもりした島は竹島、その後ろの瓢箪型は、三河大島です。






 蒲郡市街と遠望峰山(とぼねさん 443m)と展望ホテル・三河ハイツ「天の丸」。このままでは遠いので少し回りこんで撮影したものを拡大画
像で。三河湾が一望に見渡せる場所は、遠望峰山展望広場ですが、無料化に伴い安全管理が出来なくなり、立ち入り禁止となって入れません。






 蒲郡市鹿島町・形原町・西浦町の眺めです。画面真ん中に見える橋が形原漁港大橋(通称ブルーブリッジ)。半島のように突き出た先の建物
群は西浦温泉。西浦温泉の向こうには、伊良湖半島の渥美火力発電所と風車群が立ち並びます。左後ろには神島が。その渥美火力発電所の線上を
右端までず〜っとゆくと、細長く見える篠島があります。最奥は伊勢湾を挟んで三重県の山並み。真ん中から右寄りに朝熊ヶ岳(あさまがたけ 555m)。







 そして、「天の丸」入口分岐カーブ手前から西側を。雄大な空の下、中央左寄り、鉄塔が建つ山が茶臼山(294m)で、西尾市の最高峰で
す。手前が幸田町、茶臼山の連なりの向こうは西尾市、さらに向こうは碧南市、そして伊勢湾を隔てて紀伊半島は三重県です。煙突が3本見
える施設は碧南火力発電所。後ろに聳える山は経ヶ峰(819m)、三重県津市の山です。画面右側には鈴鹿山脈が連なりますが、残念ながら
霞んで見えません。さて、その「天の丸」門手前には、遠望峰山へ続く石段があります。山頂の先、さらに奥へ進むと、スカイラインからは閉鎖さ
れて入れない、遠望峰山展望広場へ行くことが出来るようです。なるほど、ホテルの門手前付近で路駐車が多い理由が、これで分かりました。






最後に紅葉の風景を。手前が幸田町の山と町並み、小さな山の向こう側は西尾市、そして山の影に入る辺りから岡崎市でしょうか。