2010.1.24(日)

本宮山 一歩手前で

新城市川田・作手保永 527号線(旧本宮山スカイライン)で

冬の良く晴れた日曜日。きっとアルプスが見える、と車で山登りです。地上近くは雲がかかっていましたが、雪を戴いて連なる
山々に魅せられました。301号線「和田」の交差点から入って、あと750mほどで本宮山頂上、というところのカーブ周辺が目的地。
所々、木立に遮られながらも、恵那山から南アルプス、富士山そして浜名湖まで、大パノラマが展開します。さらに、浜松市北区の
宇津峠の風車群10基がレンズ越しに見えました。さらに、浜名湖と遠州灘を隔てて伸びる浜名大橋がぼんやり微かに望めました。
画面中程、左から右へ蛇行して流れるのは豊川。川を挟んで、手前に新城市川路地区が、対岸の69号線・別所街道沿い
に日吉地区の町並みが広がります。煙突がある白っぽい建物は、新城広域クリーンセンターです。その白い煙突から右へ登った山
が「船着山」、その後に大きく広がる山が「常寒山」。さらに後方左端に、電波塔の建つ「城山」。その後ろの霞む山が「大日山」(浜
松市天竜区)です。少し右に移動して、台形状の霞む「八高山」(掛川市)。画面右端の小枝の後の三角山が「上の浅間山」です。

画面中央から右寄りの「上の浅間山」から「下の浅間山」へと続く、その両浅間山の間から、7基の風車が見えます。浜松市北区の
宇津峠から滝沢展望所を経て、同区引佐町の三岳山に連なる尾根沿いに建設された浜松風力発電所の10基の風車群(昨年暮れより
稼動開始)です。浜松市はさらに、天竜区の竜頭山周辺に40基の風車建設を予定しています。左手前の山は、「船着山」と「常寒山」。

 手前に広がる「吉祥山」。後に連なる湖西連峰を超えた向うに広がる浜名湖。そして右端に、舞阪の浜名大橋がありました。

 霞んだ富士山と昼月です。左端には不動岳・黒法師岳(ともに南アルプス深南部)が連なります。さらに富士山だけアップ。






<旧本宮山スカイラインからの展望です>
北方面に中央アルプス(木曽山脈)を望みます。最南端の「恵那山」と「大川入山」。その大川入山の右奥に真っ白な「空木岳」と「仙涯嶺」が小さく顔を
出しています。他には、少し霞んだ台形状の山が長野県下伊那郡の「蛇峠山」、さらに長野県と愛知県の県境に立つ「茶臼山」と「萩太郎山」が見られます。

北東方面には南アルプス(赤石山脈)がズラリ。画面左端の「仙丈ケ岳」。右に目を移して、「北岳」・「間ノ岳」そして「塩見岳」。さらに「悪沢岳」・「赤石岳」・
「聖岳」が並びます。その「聖岳」右手前に「池口岳」が。その右奥にちょっぴりだけ覗く真っ白な「光岳」がありました。その手前にそびえる山は愛知県の宇連山。

画面左端が南アルプス深南部の「丸盆岳」と「黒法師岳」(ともに静岡県榛原郡川根本町)。少し右へ寄って、伸びた枝先の右後ろにある山が「鋸山」
(天竜区水窪町と榛原郡川根本町の境)。そして真ん中にお馴染みの「富士山」(静岡県富士宮市)。その富士山の手前の山二つ。左が「高塚山」(天竜区水窪
町で、右が「竜頭山」(天竜区佐久間町)です。さらに横の台形状の山の左上にちょこっと覗く(分かり難いけれど山が重なっている)「竜馬ヶ岳」(天竜区春野町)。

左から同じ高さで横に伸びてきて切れる辺りの山が「秋葉山」(浜松市天竜区)です。最奥の山並みの二つ目のピークが「夕日峠」(島田市川根町)で、太陽が
沈む時の眺望が美しいそうです。右へいって、電波塔が建つのが「城山」、その後に霞む「大日山」(浜松市天竜区)、さらに右端に「八高山」(掛川市)が見えます。

東方面です。同じく左に「大日山」と「城山」と「八高山」。手前で一つの山のように見えますが、「常寒山」と「船着山」。右端の枝後ろが「上の浅間山」です。

南東方面。手前に「吉祥山」の裾野が広がります。その後方に、浜名湖を背景にした湖西連峰が展開。左端の鉄塔が見える山が、湖西連峰の最高峰
「平尾山」。さらに、画面真ん中より右側の、山並みがすっと落ちる辺りに丸く覗く山が「坊ヶ峰」。その右奥、鉄塔が建つ二つのピークの右が「富士見岩」です。