2006.2.2(木)
ケリとアオサギとカワセミと
豊川市行明町・豊川放水路

ちょうど橋5区間分が堰き止められていて、川底がむき出しになっています。

放水路では河川工事をやっている筈としばらく行かなかったのですが、伏見稲荷の帰りにちょっと様子見しようと思い立ちました。どうせ
何もいないし・・と、車から降りて眺めると本当になあんにもいません。水を堰き止めて工事しているので、申し訳程度の水量しかありません。葦の
根元に点々とアオサギがいるのが見えます。で、ちょっと歩いて見ようという気になって、堤防を降りてみました。点々といるアオサギの足元で何や
ら細かいのが動いているようです。よくよく見ると動いているのはケリでした。へェーッいっぱいいるじゃない。カモ群の姿はまったくありませんが、探
したらもっと何かいるかも!? 葦の中で騒ぐスズメを見やりながら進んでゆくと、前方の葦群に鮮やかなコバルト・ブルーを見つけました。いるじゃな
い。カワセミだ。ということは、何とか小魚が残っているのか。少しほっとしながら、ゆっくりゆっくり静かに、もう少しもうちょっと、と近づいたものです。

間隔を置いてアオサギが佇んでいます。画面右側にはケリがいます。

堤防道路をトラックがガァーッと通って、ケリが一斉に飛び立ちました。

カワセミ。遠くからでもそれと分かる、鮮やかな背中のコバルト・ブルー。