2005.1.31(月)
スズガモの群れが
蒲郡市形原町

細長く帯状に伸びるスズガモの群れ。三河湾は南側、渥美半島・田原市の風車群が見える。

一月ぶりに訪れた形原の海。カモ群がいくつかの群れに分かれて、海に浮かんでいました。帯状になって浮かぶ群れが、強い風の
為、流されてS字形に曲がりくねって、だんだん浜辺に近づいてきます。すると、それを嫌った何羽かが、もとに戻ろうとバタバタ飛ぶと、我も
我もと続き、群れの一画が波飛沫に覆われて大騒ぎ。そのばらけた群れの端に、白くほっそりとした長い首が見えました。カンムリカイツブリで
す。見つけたと喜んでいたら、そのまま群れに紛れて分からなくなってしまいました。残念!でも、また会いに来るさ。車に戻る時、目の前をイ
ソヒヨドリが横切りました。塀沿いから松並木へとさっさか歩く姿を撮ったのですが、画面が思った以上に暗くて、見てがっかりしました。残念!

群れから8羽のスズガモが抜け出して浜近くまでやって来ました。

列がばらけて 潜ったあ。餌採り開始。

次々潜ります。 ヤッター、海草採ったあ。




スズガモの群れの中に雑じるセグロカモメ(左端)とカンムリカイツブリ(中央付近)。昨年11月の写真のほうがまだましだった。

仲間から遅れて浜辺に降り立つユリカモメ。着地した後、もう一度羽を広げて態勢を整えました。どうやら左足はないようです。
以前、御津の日本列島公園で片足が途中から千切れたマガモを見かけましたが、この鳥さんは根元からありません。




カメラ機材を持ったどこかの取材班。対象が違うのか、飛び交うユリカモメには見向きもせず、どんどん歩いて行きました。

塀際の松の根元を行くイソヒヨドリ。

海岸近くの畑の向こうの隅で、トビ二羽がバタバタ飛び立つのが見えました。何事かとこっそり近づく間に、トビ
はカラスに追われて、空高く飛んで行きました。画面では、まだ少しカラスに緊張が残っているようです。カラス二羽とツグミ
が三羽そして4・5羽のスズメが、何やらせっせと啄ばんでいます。小鳥は見逃せても、トビは絶対に許せなかったようです。

トビ騒動のあった空き地に点々と咲く唯一の花、トウカイタンポポ。 キク科タンポポ属