2004.12.7(火)〜16(木)
日本列島公園 岩場にカモ群

岩場に休むオナガガモたち。 12/16
波立つ水面を上下左右に揺さぶられながら漂うオナガガモ。 12/16
オナガガモ、雌を下から押しのける 12/16 落ちた雌は隣の岩を攀じ登る 12/16 取ったあ。ヤレヤレ取られたあ。 12/16

オナガガモ雄の冬羽移行は順調に進んでいるようです。真っ白な首とぴんと斜め上に伸びた尾羽が見事です。オナガガモだけのグル
ープとオナガガモとマガモのグル−プ・ヒドリガモとヨシガモのグループ・多種混ざり合ったグループと、岩場と浜辺を分けあっているように見えま
した。そのオナガガモのグループを近くの岩の上でしばらく眺めていると、面白い光景が見られました。満潮時ですから、いつもたくさんのカモ達
が休む中州は水没していて、水面から頭を出した小さな岩に乗ってオナガガモが羽を休めていました。泳いでいた一羽の雄が雌を押しのけて
岩場に上がりました。当然追いやられた雌は水の中にドボン。落ちた雌は近くの岩に無理やり攀じ登って、立っていた雌を膨らんだ胸で押しの
けてヤレヤレと。その連鎖でその一隅は小さな騒動を起こしていました。見ている方はもう可笑しくて、ヤッターすごい!とレンズを覗きながら応
援です。日に日に数が増えていて、こんなことは日常茶碗時なのでしょうか。鳥さんはいつもの通りなのですが、花に異変がおきていました。キ
リシマツツジの生垣が赤い花を数多く付けています。一部狂い咲きしたというよりは、時期が来たので咲いたという様子です。花とクロガネモチ
と渡り鳥、構図的には「決まり」なのですが・・。鮮やかな小さなカワセミや、浜辺で尾を振りながらなにやら啄ばむイソシギ、チラチラとこちらを横
目で見ながら移動するハクセキレイ、そしてあっという間に生垣の隙間に飛び込んだジョウビタキと、一回りする間のいつもながらの光景でした。

アオサギ(休む姿は凄みが!) 12/7 コサギ 12/7 カワウ 12/7

マガモ 12/16 ヨシガモとヒドリガモ 12/7 スズガモ 12/7

キンクロハジロ 12/7 コガモ(中央) 12/7 ハシビロガモ(冬羽移行中) 12/7

走るイソシギ 12/6 虫を捕まえたハクセキレイ 12/7 岩場で目立つカワセミ 12/7




サザンカ山茶花 12/16
ツバキ科ツバキ属
コウゾリナ髪剃菜 12/7
キク科コウゾリナ属
ノゲシ野罌粟 12/16
キク科ノゲシ属

コマツヨイグサ小待宵草 12/7
アカバナ科マツヨイグサ属
ヒメジョオン姫女苑 12/6
キク科ムカシヨモギ属
イヌホオズキ犬酸漿 12/16
ナス科ナス属

ムクロジ(無患子)実 12/7公園周辺
ムクロジ科ムクロジ属
クロガネモチ(黒鉄黐)実 12/16
モチノキ科モチノキ属
トベラ(別名トビラノキ扉の木)実 12/7
トベラ科トベラ属



浜辺から岩場伝いに遊歩道に上がって行く途中、子猫が覗いているのを見っけ!
この岩場の住人です。昨日、この子の兄弟と母猫を見ています。 12/7