2004.12.17(金)
風吹く汐川河口周辺
田原市吉胡町

ツルウメモドキの実に群がるスズメたち
汐川堤防横の側溝沿いの道を歩いていて見かけたスズメたち

ホオジロが側溝壁に張り付いて何か見ています。飛び上がったハクセキレイにつられてカワセミも一緒に飛び、用水路の縁に止まるのが
見えました。川の中ほどを10羽のキンクロハジロが泳いで行きます。川端に休むコガモ群が、近寄る人間を嫌って岸から離れます。向こう岸にいるの
はホシハジロでしょうか。イソシギが岸辺で何か突いていましたが、あっという間に飛んでいってしまいました。側溝壁に垂れ下がるように白い花がび
っしりと咲いているのが見えましたが、シロノセンダングサではないかなあ。沢山の実を付けたツルウメモドキに、スズメ群が次々と群がっていました。
強風吹き荒れる汐川の堤防を河口まで歩いたものの、もうあの風はゴメンだというわけで、帰りは下に降りて側溝沿いの道を戻ることにしまし
た。いつも見下ろしていた風景を同じ目線で見たことが新鮮でした。道端に咲くシロノセンダングサやノゲシやヒメミソハギ。刈田に群がるカラスや、
葦や木の実に張り付くスズメ群。蔵王山の風車は勢いよく回り、はるか上空をジェット機が通過します。風もなくポカポカで帰りはあっという間でした。

田んぼに降りて、長い間黙々と啄ばむカラス群。画面はほんの一部で、130羽はいたろうと思います。

キンクロハジロ コガモ

イソシギ ホオジロ カワセミ



側溝に迫り出して実をつけるツルウメモドキ。この上の方で、スズメが群がっていました。

シロノセンダングサ白栴檀草
キク科センダングサ属
オニノゲシ鬼野罌粟
キク科ノゲシ属
ノゲシ野罌粟
キク科ノゲシ属

ノボロギク野襤褸菊
キク科キオン属
ヒメジョオン姫女苑
キク科ムカシヨモギ属
ヒメミソハギ姫禊萩
ミソハギ科ヒメミソハギ属



側溝下を歩く子猫。ここは以前フェレットを見かけた場所とそう離れていません。
すぐ近くにホオジロがいたけれど、こちらを見ていた子猫は気がつかなかったようです。