2003.12.23(火)
師走です。雪も降りました!

流石に12月になると、ぐんと冷え込みが厳しくなりました。ヒヨドリとヤマガラに占領されていた
木々に、メジロが戻ってきました。サザンカの花に嘴を突っ込んでいます。まるで作り物のようです。
ホオジロが来た時は、仲間と協力して無言の圧力をかけて追っ払いましたが、メジロの場合は
共存してるようです。イングリッシュ・ローズのノーブル・アントニーの蕾が一つ色付いていますが、な
かなか咲きそうにありません。開く前に雪を被ってしまったので、このまま枯れてしまうのでしょうか。
水仙の花が咲き出しました。掘り起こして放って置いたその場所からも、根を張って緑の葉を伸
ばしています。クリスマス・カクタスの小さな鉢植えに花が付きました。夏に注文したイングリッシュ・
ローズの大苗が届いたので、水を張ったバケツに2時間ほど浸しておいてから、鉢植えにしました。
そしてタッカ・シャントリエリ。別名ブラック・キャッツ、又はバット・フラワー。数年前、西尾の農園
で見たのが最初。何だあこれは?怖〜い♪と、しげしげ眺めていると、後から、気持ち悪い花ねえ
と言われてしまい、もう花も終わりの時期のようだったこともあり、後ろ髪を引かれる思いで別れまし
た。以来ずっと気になっていた植物ですが、今年、やっと念願かなって手に入れることが出来まし
た。悪魔の花とも呼ばれるそうで、夜になると歩き出すかもね。そうだったら面白い!東南アジア
原産の高温多湿を好む、かなりの寒がり屋のようです。冷え込んだ為、開きかけの花はそのまま終
わってしまいそうです。常緑多年草だから、また来年が楽しみ。咲くかなあ、咲いて欲しいなあ・・。

コブシの枝に留まる小鳥たち。ホオジロがやって来て何やらしゃべるようにさえずっていると、
サッとヤマガラが三羽飛んできて騒がず鳴かず静にじっとホオジロを見つめます。日の出から一時
間余りでまだ色がうまくのらずシルエット状態ですが、双眼鏡で目の上と下に白い筋が入っている
のが見えました。一番上がホオジロで下二羽はヤマガラ。以来、ホオジロは時々やって来ます。
上空の大寒気団がもたらした20日未明の雪。玄関から猫と一緒に出て見た、早朝の雪景色です。
メジロ  12/22 ヒヨドリ  12/12
ヤマガラとメジロとヒヨドリが只今の常連です。最近コゲラの姿を見ません。よそに行ってしまったのか・・。
ネズミモチ
モクセイ科イボタノキ属
マンリョウ
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
ナツミカン
ミカン科ミカン属
ネズミモチはもともと自生していたもの、マンリョウは勝手に生えました。ナツミカンは植えたものです。
スイセン(ニホンスイセン)
ヒガンバナ科スイセン属
シロバナタンポポ
キク科タンポポ属
ノーブル・アントニー(イングリsッフ・ローズ)
バラ科バラ属

タッカ・シャントリエリ(ブラック・キャッツ)
タシロイモ科タッカ属
写真は11月下旬、庭に出して撮ったものです。12月の頭まで元気に咲いていましたが、今はもう終
わってしまいました。蕾は半開きのまま、寒さでだめになってしまいました。本当に寒がりの植物です。
再大の特徴でもある何とも言えないヒゲ状のものは、未発達の花の花柄だそうです。