2004.2.19(木)
佐布里池の佐布里梅
知多市佐布里

「水の生活館」付近の梅の木。蕾がどんどん膨らんで、やがて一気に開きます。
周囲の林の緑を映す佐布里池の水面。
はるか池の一隅に、カモたちが群れています。

愛知用水の水を 名古屋南部臨海工業地帯に供給するための調整池が、
現在の
佐布里池です。遠く、木曽川の水がここまで導かれて、貯水されています。
また佐布里池は
、複雑に入り込んだ形
をしていますが、池の底にはかつて
の梅園が、沈んでいるのです。昭和34年の伊勢湾台風で壊滅状態になったことに
加えて、佐布里ダムの建設によって水没した佐布里梅園ですが、多くの人々の熱
意によって再び植樹され、佐布里池の周囲を彩り香るまでになったのです。見頃ま
で、もう一週間程待たなければなりませんが、昔を偲ぶ佐布里池の梅林の花です。
左が「佐布里梅」。淡いピンクの何とも言えない色合いです。
左は「竜峡小梅」。開いたばかりのようです。
林の縁で見かけたジョウビタキ 2/04
カワウが一羽、盛んに潜っていました。 池の木陰はカルガモだらけでした