2008.2.19(火)

安曇野のコハクチョウ

長野県安曇野市豊科田沢・犀川白鳥湖
朝靄に包まれた朝7時半頃の犀川。−9℃の世界です。周辺は、轍(わだち)や足跡を残して、雪もバリバリ泥土もバリバリ。

 投げられたパンをキャッチ。おこぼれを狙って、カルガモがオナガガモがヒドリガモが。さらに他のコハクチョウも水面を駆けてきます。
  長野自動車道「豊科IC」を降りてから、高速道路沿いに北に少し進み、案内表示に従って右折して高架を潜ります。川方面に細い道をくねくね進むと、犀川白鳥湖と呼ばれる場所があって、朝7時と夕方4時頃に餌付けが行われています。
  朝4時少し前に出発して、犀川に着いたのが7時17分頃。岐阜と長野の県境辺りからぐんと気温が下がり、ついに−9℃になりました。空が白んでやがて明るくなっても気温はなかなか上がりません。駐車場付近は、気温が上がれば泥土でぐちゃぐちゃになろうかと思われる場所ですが、有難いことには雪も泥も凍ってバリバリです。ひょっとして白鳥はいないかも・・・と思っていましたが、予想を裏切って沢山のコハクチョウを見ることが出来ました。うわあ白鳥だあ♪ すごいすごい! フッフッフッと笑いがこみ上げて来ます。安曇野の雄大な風景と白鳥をじっくり楽しんで、午後1時過ぎに帰路に着きました。
 やがて、一羽二羽と飛び立って行きます。川にとどまるものもいますが、日中は大抵、近くの田んぼへ移動するようです。

 ぐんぐん高度を上げて、さらに飛び続けます。このグループはどこへ行くのでしょうか。白銀の山は爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳。そして常念岳。

 日中を過ごす安曇野市穂高北穂高狐島の田んぼ。大滝山・蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳と連なる北アルプスを背景にコハクチョウ群。

コハクチョウ幼鳥 北穂高狐島の田んぼ(氷が張る)  コハクチョウ 北穂高狐島の田んぼ

 オナガガモ 雄の何ともいえない目つきが最高。しかしすでに相手がいたらしい? 犀川・御宝田(ごほうでん)遊水池

カワウ 犀川白鳥湖 カルガモ 犀川白鳥湖 マガモ 犀川白鳥湖

ヒドリガモ キンクロハジロ ホシハジロ

オオバン コガモ カイツブリ

トビ ハシボソカラス シメ

ツグミ ハクセキレイ スズメ




安曇野市穂高の碌山美術館(本館)。レンガ造りの本館では常時、荻原守衛の彫刻作品が展示されている。