2007.12.6(木)

初冬の朝霧湖と百間滝

新城市七郷一色
朝霧湖北端のヌタ橋から大島川方面を見る。百間滝はさらに分流の夏明川にあります。午後の陽射しが眩しい。

朝霧湖周辺の紅葉は、くすんで落ち着いた茶色に。その上にキレイな水色の空が広がっています。
  初冬の滝を撮ろうと、今回は名号経由の朝霧湖(大島ダム)から行って見ました。ダムまでは立派な道でしたが、湖を回りこんで百間滝方面に入った途端、道幅が狭くなりました。くねくねの山道を抜けるとまた少し道が開け、知る人ぞ知る「湧き水」を左に見ると、すぐに百間滝入り口(二ヶ所)表示が右側にありました。
  ここずっと雨が降らなかったので、川の水も少なく滝の音も心なしか小さく聞こえます。下の絶景ポイントまで降りて見ましたが、前回のような凄まじい轟音とはいえないかも。ただ、びしょびしょの前回と比べて足場が乾いている為、楽々歩き回ることが出来ました。どうどうと落ちる水の周辺では、懸念の紅葉もまだ残っていて、雰囲気としては晩秋と言った方がぴったりです。
百間滝てっぺんの一部。ここから落ちて行きます。 落差43m。上が少し欠けますが大体こんな感じです。

滝を彩る紅葉。晩秋から初冬が、百間滝の一番華やぐ時期かもしれません。

夏明川。岩の間でたゆとうヤマモミジ。これから始まる大冒険を知る由もありません。

滝の少し手前の段差です。落水してゆく怒涛の水飛沫を予感させます。

角度によっては紅葉が被って見えます。四季の移り変わりの中で変わらずに流れ落ちる滝の風景です。

岩の間を縫って、最後は一つになって流れ落ちる百間滝。岩のあちこちに落葉が張り付いています。





<まだ咲いていた花と実と>
スズカアザミ鈴鹿薊
キク科アザミ属
ノコンギク野紺菊
キク科シオン属
ベニバナボロギク紅花襤褸菊
キク科ベニバナボロギク属

アメリカイヌホオズキ亜米利加犬酸漿
ナス科ナス属
アメリカセンダングサ亜米利加栴檀草
キク科センダングサ属
綿毛コウヤボウキ高野箒
キク科コウヤボウキ属

綿毛ノコンギク野紺菊
キク科シオン属
綿毛ヤクシソウ薬師草
キク科オニタビラコ属
実フユイチゴ冬苺
バラ科キイチゴ属

実サルトリイバラ猿捕茨
ユリ科シオデ属
実ヤブコウジ藪柑子
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
実アメリカイヌホオズキ亜米利加犬酸漿
ナス科ナス属

実アオツヅラフジ青葛藤
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
実クサギ臭木
クマツヅラ科クサギ属
実ムラサキシキブ紫式部
クマツヅラ科ムラサキシキブ属