2012.3.7(水)
梅トンネルとミモザ
浜松市細江町気賀・長楽寺〜奥浜名オレンジロード
長楽寺へ登る階段を横に見て、細い道をさらに奥へ曲がりくねって進むと、正面に梅トンネルが見えてきます。ゴツゴツの足元な
ので、梅の花に見とれていると、こけます。左手には広い駐車場があって、その駐車場から上に続く梅トンネルをはっきり眺めることが出
来ます。枝は2・3年後を視野に入れて強剪定されていた為、うわあ遅かったと思いましたが、そうではなくちょうどこれからが見頃でした。
梅トンネルを登りきると、ちょっとした梅広場になっています。さらに奥へ上へと登ると、細いけれど舗装された道に出ます。そ
の道をくねくねこにゃこにゃ?あがってゆくと、奥浜名オレンジロードに出られそう。ただ、奥浜名オレンジロードを通れば分かるけれ
ど、脇から上がる農業用細道の半分くらいは、伸びた木の枝に覆われた廃道同然で、うかつに走らないほうが良いと思います。奥
浜名オレンジロードに出たければ、いったん362号線に戻って、天竜浜名湖鉄道のガード少し手前あたりから進んだ方が無難です。
その奥浜名オレンジロードへ出る途中に見かけた六分咲きの河津桜。曇り日でしたが、その辺りだけ明るく華やいでいました。
河津桜は、寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種と言われています。蕾の時は濃紅色で、満開時は淡紅色になります。バラ科サクラ属
河津桜の写真を撮っていた時に、天竜浜名湖鉄道の電車が、ゴトゴト大きな音を立てて通り、引佐町方面へ走り去りました。
いつも湖岸からゆったり走る電車を眺めていたので、あっという間に遠ざかって行く電車の以外な早さに、びっくりしてしまいました。
そしてほぼ毎年、奥浜名オレンジロードに会いに行くミモザの木。今年はこの木が一番咲き進んでいました。去年は( 3/11 )
満開を過ぎた終わり頃のミモザでしたが、今年は、花が全開してぼんぼんのようになっているのは3割程度で、咲き遅れているようです。
ミモザと呼びましたが、正確にはギンヨウアカシア(銀葉アカシア)。オーストラリア原産の常緑高木。マメ科アカシア属。奥浜名
オレンジロードでは、フサアカシアとギンヨウアカシアの両方が見られます。去年撮った木はフサアカシアでした。明治末期に渡来。
奥浜名オレンジロード引佐峠少し手前からの展望。画面中央付近、小さな半島の左根元付近に気賀小学校、さらにその先に
本田技研の細江工場が見えます。さらにさらにその先、地平線の先、約60kmの所に現在停止中の浜岡原子力発電所があります。